amt 1/25 1932 Ford Vicky 製作記 #1
残りの人生も先が見えてきたので、HotRodの基本中の基本、32DeuceのVickyに手を出すことにした。
・・・とその前に(笑)
今年2月から始めたサイトのニューアル。
既にこの世界ではデフォルトになっているWordPressに定番無料テーマ「Cocoon」に初挑戦してみた。
正直云って、なかなか難しい(笑)
WordPressで云うところのテーマの存在って大きい。
巷のHowTo本なんかを見れば、ゼロからMyテーマを作成することも可能なんだろうけど、 何も無いところからは、一歩踏み出すのも難しく、自分好みにデザインしようとすると、それは果てしないCSSとの闘いになるのは自明の理 “(-“”-)”
まずは「テーマ」ってどうなのよ?を克服してから、そっちに行こうと思い作業を続けてみたものの。
サイトのデザインってキリが無く、いつまでやってもお終いは来ない。
ま、その辺は、のちのち徒然と綴ることにして・・・
「ここからが本題(笑)」 そろそろ模型も作りたくなってきたので、前々から作りたいリストのかなり右翼に鎮座している、写真のキットを倉庫から救出してきた。
このキット、いつ我が家に来たのかなぁ?箱の状態からすると多分オクだな・・・。
scale mates で調べてみると、このマッチボックスとのコラボパッケージは1979年。
NewToolが1963年みたいなので、半世紀以上前のキットということだね。毎回思うけど、車の模型は本当に長寿だわ(笑)。
写真は、一昨年(2019)の横浜。デュースファクトリー。
いやぁ、格好いいよね~。このチョップ具合といい、ヘッドライトの位置といい。
目標はこのスタイルだけど、この個体を再現するんぢゃなくて、あくまでも自分好みにイマジネーション全開で仕上げてみたい。
Vickyって、昔から好きなんだけど、このキットの完成品は、どこかイケてない。
なんかバランスがおかしくて、正直云うと恰好悪いと思っていた。
ところが・・過日、彫刻師の兄貴の工房にお邪魔して四方山話をしていた時、ふと、師の製作途中のVickyが置いてあり。それがメッチャ恰好イイ。
なんで?どうして?
この写真に、その答えはあるんだけど・・・
何年もキットを取り出しては棚に戻しをしていたのに気づかなかった・・
基本形状の「エラー」
そうそう・・ドアの高さが前と後ろで思いっ切り違うでしょ”(-“”-)”
これが原因に間違いない。ここは5Windowのクーペも同じ。
こうして写真に撮ると一目瞭然だね。
このエラーに気づいて修正していた兄貴は凄いわぁ~。
早速ボンネットを合わせてみる・・・
けど・・・、まぁ当然のように合わない “(-“”-)”
サイドカバーをボディラインに合わせると、ボンネットの真ん中がへこんでしまう(;^ω^)
この時点で、清くサイドカバーは切り飛ばすことに決定。
ボディ周りをチェックしていたら、左リアバンパーステーが折れて四次元空間に吸い込まれているのを確認。
まぁ、仕方ないよね。ここは作り直しの予定とする。
何も考えずに、ファイアウォールはカスタムバージョンのを接着しちゃったんだけど、なんかミッショントンネルの部分が大きい。
そこで、ファイアウォールの表面をある程度平滑にしてから、プラ板を適当に切り出し、裏側をマステで仮止めし、表面からシアノンで接着。
シアノンで隙間は埋まるので、丸い部分の切り出しもハサミで切り出したままww
コレデイイノダ<お気楽モデリング(^^♪
キットのファイアウォールはボンネットの厚み分ちいさい。
そこで、コンマ5のプラ板を切り出して、こんな感じかなぁ、ってところに様子を見ながら接着。
空いた隙間には、シアノンを流し込んで硬化させて埋めてしまう算段(笑)
こういう深みのある隙間に、シアノンを多めに流し込んで一度で硬化させようとしても、硬化スプレーの溶剤は中まで浸透せず表面しか硬化しないので要注意。
厚みのある部分は、少しずつ積層するように。
「急がば回れ」これ大事デス。
そして、ファイアウォールの表面を平滑に削っていくんだけど、まぁタマには端っこのほうを削りすぎてしまうコトもある”(-“”-)”
慌てず、マステで壁を作ってやって、そこにシアノンを流し込み。
盛って削って。凹んでいる部分に少しだけ盛って削って・・を繰り返し・・・
ようやく、満足のいく平面が出た・・・かな。
こういう作業には当て木が必須だけど、今回は写真に写っている「BRIGHT-900」という平ヤスリを使用。
れ、ちょっと値が張るけど、メッチャ切れ味良いのでお勧めしておきます。
削りカスやら工具やらを片付け・・・
机上にVickyを置いてみれば。
何とも言えない、この幸福感はナニ・・・なに?
やっぱ、好きなんだなぁ。
うーん、イイわ
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています