Revell 1/35 LEOPARD 1 (レオパルド) 製作記 #1
一年の始まりにあたり(WIPを晒す)
今年(2018年)も昨年に引き続き、年明けから引き続き精神的に安定しておらず、どうも冬鬱が年々酷くなっているような気がしてます。
先人の教え(一年の計は元旦にあり)は当を得ているモノなので、 ブツブツ嘆いていても仕方無く、当ブログ(かつてFC2ブログを運営)を再開してみたり、久しぶりにタグを弄ってみたりしても気は晴れず。
そこで、「WIPでも晒してみるか」とゴソゴソとやってみました。
まずはAFV<オイオイ クルマジャナイノカ(笑)
このほかにも数多く手がけているけど、完成しそうな状態まで来ているのが、この二点。
ドイツレベルの2015年新製品のレオパルド1とタミヤ48ヘッツァー。
どちらもストレート組。資料とのにらめっこはしない。
そして車(>_<)
ほとんど進んでないなぁ。
最近車に関する興味が急激に衰えているのを自分でも感じるほどだから・・しばらくはこのまま傍観。
ジタバタしたところで始まりません。
興味が薄れたモノを弄るのは精神衛生上も宜しく無いですから。
そのうち再開すると自分を信じて・・・
で、今一番進んでいるのが、このドイツレベルの問題児ちゃん「レオパルド君」。
キットの出来自体はそんなに悪く無いと思うんです。
ただ、やたら細かいパーツが多いのと、2015年新金型と思えないほど金型が荒れているのか射出技術の問題なのか不明ではあるけど、押しなべて面が出てない。ヨレヨレなんです。
でも自分はこの一番初期の「1(ワン)」が好きなんです。
キットは大昔のタミヤ・イタレリ以外に無いですし、切った貼った無しの基本工作に徹し、久しぶりにプラモデルを作っているという感覚を味わいながら、ここまで形になりました。
最近は買うだけで満足してしまい、ほとんど中身を見ないで倉庫に持って行っちゃうコトが多いのですが、自分はコレクターぢゃないという意識はちゃんと”少しだけ”あります。
今回は、実践してみて、それを知らしめなけれならぬ、という使命感(笑) < ウソ
シャシーの箱組
『2017年8月27日製作開始』
どんなにAIが発展しようが、いつまでキットを眺めていても完成しないので意を決して作り始めました。
最初からのけぞる、箱組(^^;)
しかも合いがイマイチ。と云うか接着面の荒れが酷いんです。
摺り合わせをシッカリやらないと後々「いびつ」になりそうで、ここは意外と難度が高いかも(-_-;)
とは云え、最新のキットであることは確実で、ポリポリと手を動かしているうちに、それほど苦労しないで形になりました。
唯一、充分注意しなければならないのは、リアサイドの排気口?ラジエター?
ここはテール面との兼ね合いがあるので、よく擦り合わせておかないと後で泣きを見ることになります。
因みに完成形はこんな感じ。悪くないデス👍
製作前にパパッと見た感じ、このキットで一番の難点はキャタピラかな。
レジンのアフターがどこかの國から出ているらしいけど・・レジンでしょ?パスパス(笑)
清くキットストレートで行きます。
なんだかんだ一人で文句言いながら、1ヶ月以内で車体の上下接着までこぎ着けました。
のんびり牛歩モデリングな自分には、充分な成果でございます(^^♪
接着面等の面だしをしないで済むキットなら数日でここまで出来るはず。
面だし作業は、色々なところの兼ね合いを考えながら行うので、どうしても時間が掛かってしまいます。
ここはじっくりと取り組みましょう
基本工作をしっかり行って組み上げたので、この箱組だけでも満足度は非常に高かったです。
ただ、この先待っている足回りの整形を考え、そっと箱に戻してしまいたい衝動に駆られたのはここだけの話(笑)
自分にしては珍しく、フェンダーの裏の隙間なんかも埋めてみました。
「1(ワン)」にはフェンダースカートが無いので、塗装後に段差が見えちゃったら格好悪いですからね。
ただ、フェンダー上には改良型で標準装備になったスカートを止めるブラケットようのものが綺麗にモールドされています。
これって「1(ワン)」には付いてないんだよなぁ~思いつつも、ストレート組に初志貫徹!~そのまま、そのまま。
足回りの工作~鬼門
なにげに、パーツが細かいです。
一体モールドで十分だと思うんですけど・・パーツ自体はというと・・
ゲートが太く、時々ズレてる。ホントに2015年新金型か?と疑いたくなってきました。
ここまで組んでみて・・道理でネット上で完成品を見ない、製作記も見つけられない訳だ、と妙に納得しちゃったりして。
サスペンション周りのパーツを切り出し、各パーツにしっかり刻まれている、所謂パーティングラインを消す作業を行います。
ここが思ったより強敵(笑)。
シャシーに仮組みしてみると・・・合わない(ボソ)。
取り付けの目安になる「ダボ」があっちの方向に付いていたりするので・・サスペンションアームもあっち向いたりこっち向いたり。
なかなか笑わせてもらい、その壁をようやく乗り越え、左足を整列させたところです。
しかし・・同じコトを右側もやるのかと思うと気が重い。
そして、毎日帰宅後一本ずつ、整形して・仮組して・だいたいの位置合わせをしての繰り返し。
部品の整形が終了した後、サスペンションアームの接着は、先に第一転輪用と第七転輪用を接着。
このとき前後左右の傾きを慎重に何回もチェック。
接着剤が乾いたところで、残りを一気に接着し、サスペンションの水平を出すことにします。
サスペンションが垂直水平に付いていないと転輪もあっちゃこっちゃ向いちゃいますからね。
ここは本当に真剣かつ慎重に行います。
レオパルドの足回りのうち2本はサス(ショックアブソーバー)が付いていません。
補強をしなくてはいけないという事は勿論無いのですが、完成時によく持つ(握る)部分であることを考えると、ここを補強しておいた方が良いでしょう。よし!完成だ!って直後に「バキ」っとなってしまったら涙が出ちゃいますよね。
完成したら見えなくなる部分なので、プラ板のかけらを使い写真のように補強(白いパーツがプラ板です)。
展示台を作って固定しまっても良いのですが、そこに至る迄に破損してしまったら悲しくなっちゃうので、転ばぬ先の杖ですね。
因みにサスペンションのパーツにはこのように部品番号が丁寧に入れられています。
切り出した後でもパーツ番号が分からなくなることを防いでくれて、素晴らしい!
それと第一と第七をのぞいて、車体への取り付けダボは、若干上下するように加工しておくと足回りの水平を出しやすいです。
転輪の整形
【2017年12月13日】
難行苦行の転輪の整形に、一ヶ月もかかってしまいました(笑)
なんと言っても転輪の接地面が荒れてます。
しかもパーティングラインが転輪の手前側に沿っていて、そこの修正がおもいのほか大変でした。
写真でその感じが分かるのでしょうか??
とグタグタ云ってる間に、いつの間にか転輪、軌道輪、誘導輪の整形が終了。
この後、転輪がピッチリ一列に整列するように気をつけながら、一気に接着。
うーん、チョット難あるけど、まぁまぁかな。
というコトで、この後、細かい工具などの整形まで終わりました。
長文を最後までお付き合いいただき、有難うございます。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています