LS / ARII / マイクロエース 1/24 1970 BENZ C111 製作記 #4
リアフェンダーを拡大する
なんか、完全に妄想全開のカスタム路線になってきたので、格好イイ優先でリアフェンダーを広げることにしました。
前回、懸案だったBピラーの処理も無事左右終わったので、ルーフを含めてラッカーパテを摺り込んでおきます。 その後、リアフェンダー全体を張り出させるため、写真の位置でカット(もう、完全にフランケンシュタイン状態・・ww) 折角リアフェンダーを切り離したので、ドアから続く部分を少しだけ延長工作をしておきます。
ここはドアの膨らみを再現することを考慮して、1.2ミリのプラ板で延長工作をしてから、ざっくりとドアの膨らみに合わせて整形をしておきました。
リアフェンダーの幅を広げるため、間にプラ板を挟んで接着します。
広げる幅は、1.2㎜。安直にプラ板の厚み分だけ幅を広げます。
今回の改造は、ほぼほぼ突き合わせの接着が多いので、これまでにも書いたように、ヒケ予防のため表面となる部分は瞬間接着剤シアノンを使用するようにしました。
当然と云えば当然ですが・・フェンダーを広げた分だけ、サイドシルトの辻褄が合わなくなってしまいました。
そこで、ドア下の部分をもう一度切り取って、前側はそのまま、リア側だけフェンダーとラインが合うように広げて再接着。
最終的な造形は、この後のフェンダーアーチの移動を行ってから、シアノンで工作していくことにします。
ホイールベースの調整(SWB化)
この車は、元々ホイールベースが長く、リアオーバーハングがメッチャ短いんです。
これはこれで正しいのでしょうが、自分的にはもう少しホイールベースが短い・・というかリアのオーバーハングが有った方が恰好いいんぢゃないかなぁと妄想を膨らまし・・・
当初、リアを伸ばす事を考えましたが、もっと安直にリアフェンダーアーチを前方に移動することにして、ショートホイールベース(SWB)化も同時に成し遂げてしまおうと、二兎を追ってみました。
ホイールアーチの始まるところを基準点として、3㎜幅に切り出したマステを貼って、その幅分を切り取って詰めることにします。
このマステをボディ底面(地面のライン)から垂直に貼ることがポイントと云えばポイントかも。
こんな感じで切り出しました。
そして、切り取った分だけ前にずらして再接着。後ろの部分はプラ板で塞ぎ、あとはひたすらガシガシ削ってラインを整えていきます。
細かい写真を撮っていませんでしたが、ボディをセクショニングした時に生じるサイドシルの寸足らずな部分等も全てシアノンで整形していきました。
もう、ホントに「Noシアノン Noモデリング」な身体になってしまいました(笑)
リアバンパーもそのまま付けると下過ぎるようだったので、この段階でボディ下部を1㎜カットしておきます。
写真のマステの部分を切り取って、最終的にバンパーを少しだけ上方に取り付けることにします。
フェンダーを拡大したので、リアバンパーも真ん中で切断してチョットだけ幅を広げたのですが・・どうも足りなかったようで、ここはもう少し後で再工作予定としました。
また、リアフェンダーの膨らみも削り取って、アーチ形状の修正も行っています。
結果的にサイドシルの幅が広がり、エアインテークの幅も稼げて、格好よくなりそう・・かな。
作り始めて2週間ほどで、大体の基本形は出来ました。
ここからは気の遠くなるような表面処理と細かいディティールの追加工作が待ってます。
フロントのフォグライトのカバーをどうしようか?キットのパーツはとっても使えそうにないのでシボるしかなさそうだけど、時間的制約もあるので別の表現方法も考えていかないと・・
これから考えるのに時間を取られ、手が停まらないようにしないと・・(;^ω^)
もう、脳内完成しちゃったしなぁ~”(-“”-)”
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています