自分だけの車を持ちたい
それは、人とは違った車・・
大量生産のパーツを付けるだけぢゃない自分だけのオーダーメイドの車が欲しい!
ここに辿り着いたあなたも、こういった願望を持っていますよね。
でも、現実の社会はそれほど寛容ではなく、社会的な立場・金銭的な問題や家庭的な状況等に押しつぶされて、その夢を追いきれない人も数多いことでしょう。
むしろ夢を実現できる人の方が希なのかも知れません。
自分で好きなように考えて好きなように模型を作る。
周りの意見に耳を傾けず、常識にとらわれないで、自分の感性だけを頼りに作り上げていく。
人から「あそこが違う」とか「ここの色が・・」とか、あれこれ言われることもない。
自由に模型が作れる(うーん精神的にもいいかも)。
模型をカスタムする・・・なんとなく難しいような気がしてませんか?
でも、きっとそれは単なる思い違いだと思います。
例えば、オリジナルの塗装にしてみる、タイヤとホイール・車高を変えてみる・・・こういったところからカスタムは始まっているんです。
完成度が高いとか、超絶技法満載とか・・全く次元の違う話なんです。
自由に、自分の思うままに(しかも経済的負担をあまりかけずに)、そして自分の妄想が三次元のものとして手のひらに乗る・・・そんな素晴らしい世界は、模型のカスタム以外には在りえないでしょう。
ただ・・悲しいかな母国日本では、カスタムカーモデルというと街道レーサー系が圧倒的に多く(これは日本の文化だから当たり前といえば当たりまえですけど)、アメリカンなカスタムカーの模型は市民権をまだ得ていません。
メディアへの露出も少ないですし、多くの方からは鼻で笑われているような気もしちゃって・・ (笑)
Kustomって、実は非常に奥深い世界です。
ここでは、アメリカンカスタムが築かれた時代に敬意を表して「Kustom」と表記することにします。
実在する車を作る場合は、その車の資料を集め、写真を「読んで」形状を判断して製作、ということになるんでしょうが(これも大変な作業です)Kustomする場合は、自分の頭の中で考え、完成した姿を想像して、それだけを頼りに製作していく訳です。
メーカーによって一度は完成されたデザインをモデファイするわけですから、一歩間違えば非常にバランスの悪い、所謂「Bad !」なものになってしまう恐れも充分にあります。
カスタムの方法はそれこそ無限大で、例えば車高ひとつとっても、着地(スラムド)最強という人が居れば、最低限走れる車高が一番恰好いいという人も居て、それこそ千差万別。
その好みは十人十色で、特にKustomは自己満足世界の極みでしょうから、自分がカッチョイイと思えば「マル」な、奥行き無限大の深い世界なんです。
けれど、せっかく完成したKustom Car Model を誰かに見せて「カッチョイイ」と言ってもらえれば、もっともっと気持ち良くなれることは必至ですよね。
そのために私は、色々なKustomCarの写真や実物を見ることをお勧めします。
幸い、インターネットの普及により、ちょっとググれば世界中のイカシた(あるいはBadな)KustomCarの写真を山ほど見ることが出来る時代に、今私たちは居ます。
沢山の作品を見れば見るほど、そのジャンルのセオリーというのも自然と朧気ながら理解できてくるものです。
そうしたら、もうあとは、自分の感性を信じて手を動かす。
どうです楽しそうだと思いませんか?
細かいKustomのジャンルや技法については、徐々にアップしていこうと思いますのでお楽しみに👍
タグを作ってみました(‘ω’)ノ
過日、”X”(旧 Twitter)にて・・・
と、こんな軽い感じでタグ(#カスタムカーモデリング)を作ってみました。
DuckTails~TwoFace等のインターネット上の模型繋がりも、もとは、アメリカンカスタムカーの模型をやっている人と繋がりたい一心でした。定年退職を機にTwitterを始めましたので、もし宜しければタグを活用してみてください。
ホビー王国アメリカでは、上の写真のような本が発売されていました。
一時の流行とかではなく、このジャンルも味わってみては如何でしょう。楽しいですヨ。
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています