amt 1/25 1949 Ford Coupe 製作記 #1
高校卒業した頃からアメ車のキットにハマリ、1950 Ford Cov.を作り始めたことが有ったんだけど、これが上手く行かず・・ずぅっとトラウマになっていて。
キットは買うも手が出せない状態が、もう30年以上続いていたと。バカだよね(笑)
この酷暑のなか、唐突に倉庫から、このキットを持ち帰ってきた。
過日、海の向こうから、これよりも前のパッケージの奴を買ったばかりなんだけど、それは勿体無い(オイオイ)ので、まずは開封してあるこれから(笑)。
このキットは、写真のとおり「1991年」製。
実に四半世紀以上も前のもの。
こういう製品が時を超えて存在するというのも「プラモデル」だけじゃないかと思うよね。
一つの金型が四半世紀以上にわたり、製品を産み出しているなんてテレビとかの家電じゃ絶対考えられないよね。
自分はこの「SHOE-BOX」という1949年から54年頃までのアメ車のカスタムモデルが大好きで(King of KUSTOMのマーキュリーなんかもその部類にくくられるんだよね)、所謂50s~60sと呼ばれているスタイルが一番なんだな。
しかし、冒頭のとおり、1950 Ford Cov.で失敗して、トラウマになり・・・また、モデラーあるある病のひとつ、好きなのに作れない病にも患ってしまい、その状態が永く続いていたと(笑)
ふと、あと何年模型人生が残っているのか?を真面目に考え・・・やっぱ、このスタイルしか無いでしょ。
ということで、既にWIPの山が築かれているにも関わらず、この年式にチャレンジすることにした。
で・・・イキナリ
ボンネットが合わない(笑)
アメプラの場合、ボンネットが合わないのはお決まりだけど、この個体は凄すぎる!
ボンネット自体が長く、しかも歪んでいる(滝汗)
軽く、ボンネットを合わせて、裏から表からパシャリ!と記念撮影
もう、笑っちゃうしか無い。 ナニコレ。
でも、今回のモデルは、「純正風・チョットだけ車高短」を目指しているので・・ここは気合いを入れて整形するしかない。
多分、この個体は四半世紀の時を超えてきているので、その時空の歪みで、若干伸びてしまったんだろう、と思いたい。
在庫している全てのキットがこれだと、この次に作ろうという気力を維持するのが、相当きつそう(笑)
悩んでも仕方ない。
全体的に長くて、右側が歪んでいる。
となれば、もう切るしかないよね。
ところが愛用の職人かたぎのエッチングソーは実家の作業部屋だ。
仕方ないので手元に有った「あさり」の付いているので豪快に切りとばしてしまった!
ここからは、まずボディ側の着地点を決め、ボンネット先端の位置を確認して・・一気にシアノンで固着!
なぁんて、一発で決まれば苦労はしないんだけど、ここまでくるのに、あっちを削り、こっちを削りで数時間を要してしまった。
ここの位置が決まらないと、ボディの表面を整える意味が無いもんね。
それにしても酷い。
以前もここで挫折したんだっけか?全く覚えていないけど(^^;)
ボンネットと格闘すること3時間くらい。
ようやく、有る程度チリを合わせるコトが出来た。
プラペーパーとかも、まだ実家から持ってきていないので、コンマ3のプラ板をチマチマ削っては接着し、隙間を調整して、なんとか見られるくらいまでになった。
ここの作業がアメプラの最大のヤマバだと思って(笑)
ココさえ終われば、あとはボックスストレート。
余分なモノはいつものようにスムージングして、車高はベタベタ・・・ぢゃなくて、チョットだけ下げて完成だ!と夢を見る(笑) ダメカナ
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています
コメント一覧 (2件)
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美徳様、コンバンワ!
これはもうパーツ整形でなくて、スクラッチでしょうね。
でも、ボディー整形は美徳様の本領発揮ですね。だから納得するまで苦行を楽しんでください。
楽しみにしています。
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abby さま、コメントありがとうございます!
その後、ボディも、なんとなく熱変形しているように思えて
しまい(・・;) モチベ急降下ちうであります、
このまま、この個体を仕上げるか?別の個体に乗り換えるか?
どうしよう(笑)