LS / ARII / マイクロエース 1/24 ’72 Skyline 2000 GT-X sedan キットレビュー
箱絵
ネコ出版「モデルカーチューニング(MTC)13号」のテーマに合わせ、旧LSの息の長いキットを製作することにしました。
もう、幾多の優れたレビューが有ると思いますので、ここではボディに照準を当てて紹介します。
LSオリジナル(再販版)と同じ絵柄。
記憶の中では「仏恥義理」シリーズで角目のアニメ風のラストのが強烈に記憶に残っています(当時、デパートで買ったな)。
側面には、簡単な実車紹介文あり。
今の時代に定価1,800円は嬉しいですし、こういうキットを定番として販売してくれるメーカーさんには感謝感謝デス。
実は、今年(2022年)初旬の #マイクロエース24 ビルドオフで何を作ろうか悩んでいた時、ヨドバシさんで販売中のマイクロエースを何種類かポチったのですが・・・その中には在庫切れがあったりして。
1か月位経ってから到着したのが、このキット。
僕のために特注してくれたんだぁ~と深い感慨に包まれたのは言うまでもありません♬ < チガウチガウ
古のキット故の問題点
このヨンメリがいつ頃発売されたのか、定かではありませんが、高校生の頃には既に店頭に並んでいた記憶も微かにあるので、おそらく40年以上は昔の製品ということでしょう。
長寿キットの割にバリも少なめで、室内も上げ底ではなく、ドア内張も入っています。
当時のモーターライズで走らせるプラモデル全盛時代に、ちゃんとした内装が入っているのは立派としか言いようがありません。
ホイールは「ワークエクイップ」のみ純正ホイールは入っていません。
金型の手入れは相当されているようで、ほぼ問題は有りませんが、グリル中央部分にヒケが出てしまっているのは残念です。
肝心のボディは、「現在入手できるヨンメリの中では一番形状的に似ている」と多くの方が評しているように、良く特徴を捉えています。
ただ、全体的に丸く、ボディ下部が下膨れになっているので、ここは改修したいところです。
特徴的なサーフィンラインも、しっかりと峰が出ていて好感的です。
前後の絞りもそれほどではないので、やはりボディサイドを内側に折りこんで、下膨れ状態を解消してあげると、恰好の良いヨンメリになると思います。
ただ、前述のとおり、グリルはチョット残念な成型なので、ここは他キットから流用する必要がありそうです。
いずれにしても、実車と比較して、ここが違う・あそこが似てない、と云うのは性に合いません。
旧LSの設計陣や現アリイの販売担当者たちに感謝しつつ、自分が恰好イイと思うヨンメリに化かすとしたら、最高の素材です。
実物再現以外にも、独自の感性で自分だけのヨンメリを造形していけたら、それはそれで模型の楽しみ方のひとつとして「あり」なんぢゃないか?と思っているのは変わらないので、今回もその路線で行きます(笑)
さてさて、締め切りまで3週間。できるのかな(笑)
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています