amt 1/25 1949 Ford Coupe 製作記 #5
ボディサイドの整形が大体いい感じになってきたので、次はボンネットのチリ合わせ。
ここまできて、似てる似てないは気にしないモデリングを目指しているのに、なんかチグハグな状態に気づいてしまった。
キットのボンネットは何故か歪みが酷く一部伸びていたりして、なんとか修正してみたものの、やっぱり使い物にならない。
そこで、2008年に再販された黒色ボディの箱絵の個体からボンネットを拝借してきた。
このキットは、あまりにも歪みが酷いのでルーフを切り取ってしまい、部品取りにしてしまったんです。
さぁ、チリ合わせだ!と仮組してみれば、ボンネットの合い自体はまぁまぁレベルなんだけど・・・
よくよく見てみると、どうもボンネットの形状自体が抑揚に欠けるというか、かなりカタチが違うことに気づいてしまったんだな。
こちらは、別アングルから。
たっくさんの写真を見て、ボンネットのセンター部分への立ち上がりは、もう少しボンネット内にあるんぢゃないかな?と判断。
ボンネットの工作を始めるにあたり、まず、ボンネットのピラー付け根付近に真鍮線を埋め込んで、位置を確定。
更に全体的にボンネットが沈んでしまうので、丁度カーブになっているところ付近で高さ調整を行うことにした。
更に先端部分が少し長いので、ここは一旦切り取って調整することに。
ボンネット先端の両端部分にマステで切り取る部分の位置決めをし、あとはサックリ切り取って、少し内側にずらして再接着。
なんか・・・、ここにきてボンネットの工作は二度目なので、精神的に疲れる作業ではありますなぁ。
ボンネットは特徴的なグリルとのチリも合わせなければならないんだけど、このグリルのパーツ自体、けっこうヒケとかバリが目立つので、キッチンハイターでメッキを落としてしまう。
メッキの上からクリアー処理がしてあると、ハイターでは落ちないんだけど、このキットの場合は数分でメッキは綺麗に落ちた。
最終的にはメッキ調塗料で仕上げることにしたので、使う部品でメッキがしてあるものは一緒にメッキを落とした。
でも、なんとなく茶色い感じが判るかな。
茶色っぽいのは、メッキの下地処理として、なんらかの塗料(詳しくは知らない)が塗られているみたい。
これは、これはクレオスのシンナーに浸ければ簡単に落とせるんだけど、住まいのマンションではラッカー系有機溶剤の使用を控えているので・・・これはコロナ騒動が一段落したら、作業部屋で行うことにしよう。
ネットで実車写真をみながら、こんな感じかなぁ〜と妥協出来る程度まで整形&チリ合わせが終わった。
一体何処がどう違うのか?
自分の文章力では書ききれないし、果たしてそれが正解かどうかも解らない。
もしこれが飛行機キットだとしたら、物凄い酷評を浴びて、誰も手を出さないキットになるんだろうなぁ、くらい「総じて似ていない」。
まぁ、1962年初版のキットが今も流通していることに驚き、感謝こそすれ、今のモノサシで測るコト自体ナンセンス。
となると、自分の「似てないところを似せようと四苦八苦している工作はどうなの?」と、ここまで来てそんなことに気づいた次第。
ちょっと、飽きてきたので、ここで一旦箱にしまっちゃった。
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています
コメント一覧 (2件)
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まぁ、還暦が近いキットですからね。まんま作るか、徹底的に手をいれるかですよね。
ここまで十分に楽しまれたかと思います。
残念なことは、完成した時にその凄さが分かる人がメルクールにはあまりいない、ことでしょうか。
ご自身が満足するために、最後までいきましょう。
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いつも気にかけて頂き、ありがとうございます。
そうなんです。一旦しまっちゃいました🤣
まぁ、仰る通り還暦間近のキットなので、形状云々よりも、素材として、、、というのは充分理解していたつもりだったんですが、珍しくストックボディにしよう!なんて目論んだもんですから、気になって気になって😢
このまま続けても楽しくないですし、閉塞感満杯で手も動かないので、、チョット頭を冷やす意味で。勿論完成目指しまーす❗️