Revell 1/35 LEOPARD 1 (レオパルド) 製作記 #4
前回のレオの更新から一ヶ月、なんとか工作は終わりました。
途中色々あったなぁ。でも、なんとか乗り切った(笑)
イモ付けを乗り切る
前回の記事のとおり、リアのバスケットステー同士は「イモ付けww」。
こういう設計ってどうなんだろう?と思うけど、まぁ仕方ないですね。
何回も書いているけど、このキット部品の合い自体はそれほど悪くないんだけど、こういう部分の設計を国産キットと比べるとチョット首をかしげてしまいますね。
スモークディスチャージャーで再び悩む
そして、次なる難関が、このスモークディスチャージャーの蓋(なのかな?)を留めておくチェーンの再現。
実を云うと、ここの部分をどう再現しようか?結構な時間をかけて考えてました。
でも考えすぎないで実際に手を動かした方が早い、ということが、よぉ〜く判りました(笑)
ホンモノはこういう接続の仕方ではないのでしょうが、それなりの雰囲気が出せれば二重丸!ってところです。
まずはリング状(コンマ3)のモノを片側4個の計8個(製作中に四次元空間に吸い込まれたのが何個かあったので11個位)作ります。
そのリング状にしたものを、まずは蓋の中心に埋め込み。
針の穴を通すようにコンマ1の銅線を先のリング状の穴に通し、ピンバイスに加えて捩って・・・・
遠くから見れば細かいチェーンにも見えなくもない、程度のデッチアップ完了です。
それを、土台に接着するんだけど、まぁ、接着位置も解らなければ角度も決まらない。
ここの部分は、このキットの一番組みにくい部分かも。
でも、出来上がってみると満足度は高い。
なんていうのかなぁ、このレオは「俺が組んだ世界に一つのもの」感が生まれるような感覚です。
これで難関は乗り切った! と思ったんだけど、まだ甘かった(・_・;)
まだまだ難関続きます
まずは、砲塔左右に3個づつ付く手すり。
説明書を見てのとおり、これも「イモ付けw」。
しかも、実物の写真をみると、もっと細くて華奢な印象。
普通なら真鍮線に置き換えちゃうところだけど、真ん中付近に付いているステーが三角形なもんで、ここは「敢えて」キットのまま。
パーティングラインを綺麗に消して、地道にイモ付接着することとした。
そして、ここにも更なる落とし穴が(笑)
アクティブ赤外線暗視装置(っていうのかな?)の箱。
ちょっとペーパー当ててみると、かなり歪んでる。もう驚きもしないですけどネ
更に問題は、説明書の「F204」の、軟質ゴムで出来たパーツ。
これです、これ。 この黒いの・・・・
モールドが有るのか無いのかも解らない。
特にコネクター部分は、どうしよう?って出来(笑)
仕方ないので、このコネクター部分もデッチアップすることにして、プラパイプを伸ばして、そこに真鍮を刺し、コネクターっぽい形に削りだしてみました。
ここも、何回か試行錯誤したので、一発では決まっていない・・・・。
この試行錯誤したり、色々考えている時間も、これまた模型製作の楽しみ < 歪んでるww
ということで、試行錯誤の末、なんとか遠目には破綻していないように製作し終わりました。
暗視装置から伸びているパイプは糸半田。
何種類か太さの違うのを持っていると、こういう場面で役に立ちます。「転ばぬ先の杖」(笑)
一個買っておけば、多分一生で使いきらないでしょう。
そうそう、手すりの「付け根部分」もチョットだけ追加工作をしておきました。
模型部屋の四次元空間
あと少しで工作終わる・・・ということで心が慌てたのか(笑)
バックミラーは折り畳んだ方が破損を防げるよなぁ、と思って仮組みしてみたら、なんか角度が印象と違ったので、ピンセットでミラー本体を掴んで調整を・・・
散々探しました。
でも見つからない。
意を決して、置いてある荷物を端の方からどかしながら、それこそ畳に這いつくばって探すこと小一時間(笑)。
なんで、模型部屋には四次元空間の穴が開いているんだ、と思い半場諦めかけた時・・・見つけました。
製作机の下に積んでいる109の箱の上に。
写真で見えますかねぇ〜、TROPの「T」のところ。
いい加減、109を作れよ! と云われたみたい。
見つけた時はホント笑っちゃいました ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
最後の小物製作
と、ほっとしたところで、残すところのパーツを確認。
なんと・・・アンテナの先っぽが片方折れてました。
アンテナ基部の部分は、型がズレにズレまくってるし<整形はムリ。
最後の最後まで楽しませてくれます☆彡
アンテナの先っぽ。本当は、どんな形をしているのか?全く解らないので軽く無視。
アンテナ部分は伸縮式のようなので3種類の真鍮パイプを組み合わせて製作しました。
もう長いこと模型を趣味としてきているけど、何故か真鍮同士って上手く接着出来ないんです。
表面処理が何か必要なのかな? 昔から金属加工は苦手なんです(-_-;)
一応、こんな形でアンテナ付きますが、これを接着しちゃうと収納時に困るので、ここは展示会の直前に接着、もしくは木工ボンドか仮固定の方向で考えています。
バックミラーも、現存している写真をネットで漁ってみると、意外と畳んだ写真が見つからなかったので、立てることにして、破損を考えて支柱は真鍮に置き換えました。
最後の最後でバックミラー本体に付けたパイプに支柱を通して、瞬接で固定した時は、意図せずに笑みがこぼれました。
いやぁ、作り始めてから組み上がるまで。永い道のりでしたわぁ。
まるで、東欧キットを組んでいるようで、2015年に新金型として発売されたキットとは思えないほど、楽しませてもらいました。
今回も、長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
さ、次は塗装だけど・・・正直云うと、ここまでで燃え尽きた感が強くて。
果たして塗装まで行き着くのか??
ということで、ひとまず工作完了! ミッションコンプリートぉ〜(笑)
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています
コメント一覧 (6件)
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早く塗装工程をみたいですね。
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フランクパパさん、コメント有難うございます。
昨日、塗装部屋のライト設置作業が終わったので、あとは塗料等々の材料を移動させればOKなんですが、塗料を置く小棚を作ろうと思っていて。
いよいよ、本腰入れて塗装環境を整理しないと・・・です(・_・;)
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ひとまずお疲れ様でした。
出したお金の分以上に楽しんだでしょうか。
アンテナは、基部に真鍮線埋めて、砲塔側に穴を開けてのはめ込み取外し式はダメでしょうか…。
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コメント荒らしがあって、その対応をしていたら返信遅くなってしまいました(・_・;)
FBで進捗速報しているので、ブログはどうも新鮮味には欠けますネぇ。
そんな中、コメント有難うございます!
アンテナのために購入した真鍮パイプが、キットを買った値段とあまり変わらなかった・・・
まぁ出したお金の分は十分楽しませんてもらいました(笑)
タミヤ様のようなピチパチもストレスフリーではありますが、どこか「困ったヤツ」の方が完成した(まだ塗装してませんけど)時の達成感は高いような気がします。というか、種類の違う・・・達成感、と云ったほうが適切でしょうか。
アンテナは、逃走するまでにどうしようか?検討してみます、デス・ω・
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アンテナの取り付けには、木工ボンドよりもアイラッシュフィクサー…… つまり、つけまつげの接着剤がとても使い勝手が良好です。塗って乾燥すると粘性が続き水性なのでパーツを傷めません。私はキャノピーなどクリヤーパーツの固定に使用しています。自分で買いに行きにくければ、奥様かお嬢様に頼めば良いでしょう。私は自分で行きますが…。
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つけまつげ用の接着剤。いいですねぇ〜。
買ってはある(笑)ので・・勿論、自分で・ω・
取り付け部分は穴の方が大きかったので、ダボの周りにコンマ1のプラペーパーを巻き、キツキツに調整したので、差し込んだだけで固定出来るように調整してみました。
明日あたり、塗装できるかなぁ〜・・・実は、もう心はOV-1に逝っちゃってマス(・_・;)