フロントグリルとリアガーニッシュの工作

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LS / ARII / マイクロエース 1/24 ’72 ヨンメリ 製作記 #5

ボディの幅を詰めた分、フロントグリルとリアガーニッシュも詰めなければなりません。
完全リメイクも考えましたが、ケンメリのパーツを使ってイメージを少しだけ残すことにしました。

フロントグリルは難しい

ボディの整形と密接な関係にある、まずはフロントグリルの工作をしました。

ケンメリのグリルは、枠がボディと面一になっていて、アオシマのリニューアルグリルは良く再現出来ているんだけど、如何せんボディを修正しないとならないところが残念。

先日発売されたハセガワが決定版みたいだけど・・・
弄るとなると、どうなんだろうなぁ~

ということで、当初は、キットオリジナルのグリルを・・と思っていたのですが、残念なことに「ヒケ」があるので、致し方なくアオシマのGT-X古の余剰パーツのグリルを拝借。
アオシマのグリルはカクカクしていて当然合わないので、まずはグリル中央部分を活かせるように切り出し、その後上側の枠の部分を遣えるところは使おうと切り出します。

枠の部分は出来るだけ薄く削って幅を合わせ、ボディの内側に入る部分とし、細切プラ板を巻いて枠の部分を増設。
その後、グリルとボディの隙間をシアノンで埋めつつ、グリルの整形を行いました。

途中写真を撮り忘れるほど集中してました💦

グリルとボディの隙間を埋める時は、セロテープを使います。

シアノンDWを色々試してみたところ、セロテープには接着されないことを発見(笑)
なので、ボンネットのチリ合わせや、このようなパーツの合いを調整するときは、セロテープを活用すると上手くいきます。

今回は、グリル枠のボディ接点部分にセロテープを貼り、マステで位置決めをした後、シアノンをボディ側から塗り込んで壁(接点)を作り、シアノンが硬化したら、グリル枠を外してセロテープを除去。その後整形と云う順番で工作しました。
あまり厚めにシアノンを盛ってしまうと、剥がすのに苦労するので、その辺は適宜練習してみてください。

グリルが出来たら、ノーマルグリルが収まるか仮組をして確認します。

うーん、微妙。恰好イイ!とはお世辞にも言えない💦

この時に、これまで使ってきたシアノンDWを初めて最後まで使い終わりました。
今まで、何本も途中まで使った段階で硬化剤を吸って固まってしまったりして途中廃棄してしまっていました。

量が多いので、なかなか最後まで使いきれませんが、シアノン無しのモデリングは考えられません(笑)

グリルの枠の内側に合わせてコンマ5のプラ板を切り出し、グリルのベースにします。

この時点で、グリルを詰めて4灯にするか、このままで2灯にしちゃうかで悩みました。
結局、時間的な都合もあって、グリルはこのまま。中も抜かずに2灯にすることにしました。

グリルの枠は外側がメッキで内側はガンメタ。グリル自体はガンメタで枠の一部をクロームで塗ろうと思っているので、グリルと枠は接着しないでおくことにしました。
そして、ライトの工作。

大昔のモデラーズのレンズを使用し、約5ミリの穴を開けたコンマ12のプラ板を整形して接着。
グリル全体がしもぶくれになっている関係で両下端にスペースが出来たので、そこは小さなウインカーを埋め込むことにして、その上には飾りを貼っておきました。

リアガーニッシュは天地逆で

リアガーニッシュは、当初ボディより一段低い面にワンテール。と考えていたのですが、アオシマのHT用ワンテールを上下逆にあてがってみたら、行けそうな気配(笑)

そこで、上下の枠を若干削って薄くした後、幅詰めを行いました。

少しずつ詰めていったものの詰めすぎちゃったりして、時間ばかりがドンドン過ぎてしまいました。

幅が大体合ったところで、リアガーニッシュとリアデッキとの隙間をシアノンで埋めます。

フロントのところで写真を撮り忘れたので、リアガーニッシュではもう少し詳しく・・

  • リアガーニッシュの接着面にセロテープを貼り、トランク・ボディ後端との間に壁を作ります。
  • シアノンを盛らない部分にマステを貼って位置決めをしたら、指で押さえながらシアノンDWを爪楊枝等で盛り付け、壁になる部分を先に硬化させてしまいます。
  • 多少接着が効いているので、ガーニッシュを丁寧に剥がします(写真の状態)
  • そして、壁を越さないように、少しずつシアノンを盛っていき、ある程度盛ったところで再びリアガーニッシュをマステで固定してボディと一緒に整形していくのです。

こうすることで、理論的にはミクロンの隙間しかしか空かないはずです。
セロテープをどこにどうやって貼っていくか?がこの方法の肝かも知れません。
そこら辺を考えながら追加工作を進めていくと、なかなか楽しいです。

一度で上手くいく場合もあれば、今回のようにトランク部分を削りすぎてしまったり、リアガーニッシュの左右幅が小さくなってしまったりすると、そこを修正するため何回か同じような作業を繰り返すこともあります。

ボディ幅が薄いので、テールライトリングの大きさが強調されて、違和感ありありデス♬

まだまだ、下地作業が続きそうです。

最期まで呼んで頂き、ありがとうございました。
残り一週間。この間に新潟遠征と二十数年ぶりに妻と二人だけでの旅行を計画中。
ということは、撮影会(7/10)までには間に合いそうになく、白旗ほぼ決定だなぁ~(-_-;)

つづく

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