アオシマ(Aoshima) 1/24 ’75 C130 ローレル 製作記 #2
なんとなく「アオシマのC130ローレルはCピラーを改修しないと・・」という風潮に違和感を感じ。
Cピラー改修しないで、ルーフからトランクをアオシマのヨンメリから移植することにしました。
ヨンメリルーフの移植
先日のMCT13のテーマとして作り始めた、アオシマヨンメリ改2ドアセダン。 途中で、アリイ(元LS)のヨンメリに鞍替えしてしまい放置民となってしまったため、これは成仏させてあげなければ2度と日の目を見ないと感じ、今回ルーフからCピラー・トランクまでを移植することにしました。
手前が、2ドアセダンに改修中のヨンメリ。
ルーフの幅を計ってみると、ローレルの方がヨンメリより2ミリ弱幅が広かったので、ローレルのルーフ幅をヨンメリのルーフ幅に合わせることにしました。
これが前回の記事で、ローレルの幅を約2ミリ詰めるに留め、縮尺に基づく正確な横幅まで詰めなかった理由です。ヨンメリのルーフ幅まで弄ったら大変ですからね~💦
更に、本当いうと、フロントウィンドウごと移植しちゃった方が楽なんです。
というのが、自分のカスタムスタイルなのと、ローレルはボンネット後端がフロントウィンドウまで伸びているタイプなので、ここの工作が煩雑になるのを避けるため、フロントウィンドウはキットのままとしました。
Aピラーのルーフとの接点付近を基準にして、写真のように切り取りました。
実車のシャシーは基本的に共通のためか、長さも概ね同じ。
もし、実際に2ドアセダンが有ったとしたら「この辺にCピラーが来るだろうなぁ」という位置にピタっとCピラーが来てくれたので、ルーフの長さ調整は行わずに済みました。
Aピラーの接着面があまりにも狭いので、ここには銅線を芯として埋め込んでおきます。
その後、水平に注意して接着し、隙間にはシアノンDWで埋めて辻褄を合わすラインを模索することになります。
トランクの位置が、HTよりもかなり下に下がったため、上端を合わすようにしてテールエンド部分を付けなおしました。
写真でもお分かりのように、ドアからCピラーにかけてのライン整形とZライン上端の形状に難儀しそうな予感がしています。
120番手位の神ヤスでバリバリと削り、大体のラインが出たら、やりたかった”リアスパッツ”も付けてしまいます。
うーん、ちょっと微妙(笑)
思いのほかZラインが上に上がっていて、トランクとラインが綺麗に繋がる気がしない。
ここで、少し考えることにして、今の状況を写真に記録しておきます。
サイドウィンドウの整形
ドア上端についているモールも、最終的に作りなおした方が早く、すっきりするので除去。
Aピラー部分にドアピラーのサッシが無いので、ここも全体的に作り替えることにして除去してみたら、ルーフが後ろに向かって上がっていることが判明しちゃった。
これ以上トランク部分を下げるのは危険なので、苦肉の策としてサイドウィンドウラインを修正してみることにしました。
写真に撮ってみると、ルーフが後方に向かって上がってしまっているのが如実。
今回、ここを修正しないでサイドウィンドウラインを整形しなおすことにしたけど、先々おかしくなってきたら迷わず切る覚悟で(笑)
1.2ミリのプラ板を徐々に薄くなるように削ります。
厚い方をCピラー側に、サイドウィンドウ上部に貼り込んでいきます。
少しだけAピラーに被るようにすると、接着の弱いAピラーとルーフとの補強を兼ねます。
接着剤が乾いたら、不自然なラインにならないように、最新の注意をしながら削り込んでいきました。
ドアからCピラーにかけてのラインやAピラーとルーフとの付け根付近のラインを大体削り出しました。
なんとなく、辻褄が合ったような、まだなような感じで、今気になっているのはトランク上面がやけに広くて平坦なこと。
ボンネットの抑揚があるのに、ここが平坦では違和感ありありなので、今後修正していく予定です。
また、Zラインを弄っていて、これって58年Impalaのイメージが湧いてきました。
実際に当時のデザイナーが意識したかどうかは分かりませんが、カスタムの方向性がなんとなく見えてきた感じです。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています