アオシマ(Aoshima) 1/24 ’75 C130 ローレル 製作記 #4
トランクの位置がセダンなので低く、Zラインとの兼ね合いで整形に難儀してます。
キットのリア周りは、かなりボリュームがあるので、そこを削って辻褄を合わせることにしました。
まっ平で広大なトランクはいかにもアメリカ的
もともと、キットのトランクラインは高いところにあったのを、セダン化で低くなったため、Zラインの頂点ラインとトランクラインが同じになるまで削りました。
そうして、出来たのは、左右のZラインの頂点どうしを結ぶような「広大で真っ平らなトランク」。
最初は、これで良いかなぁ~と思っていたけれど、どう見てもコレは恰好良くない。
あっちからこっちからと何回も舐めるようにボディラインを見直すこと数日。
テールエンドのつまんだようなデザイン部分の幅を詰めて、全体を少し下げてやればトランクラインとZライン頂点のラインに差が生じるんじゃないか?という風に考え・・思い立ったが吉日で、早速切ってみましたww
家訓「悩んだときは”切る”」(笑)
御覧のように、下げると云っても、1ミリあるかないか。
粗削りしてみる
Cピラーのトランク側の付け根付近を大きく下げ、ここでトランクとの段差を付けて、テールエンドに向かってなだらかにラインが繋がるように削り込んでいきます。
と、文章にするとメッチャ短いけど、ここまで来るのに、何回もシアノンDWを盛ったり削ったりして右往左往したのは言うまでもありません。
トランクのリアバンパーに向けて垂れてるのがローレルの特徴でもあるので、ここの長さは変えず、辻褄はバンパーを上下で詰めて解決しようと思っています。
なので、この段階でリアエプロンを接着し、バンパーが付く部分を抜いておきました
何回も盛ったり削ったりしていて、ボディが白整形、シアノンも白く段々醜く(見にくく)なってきたので、一旦サフェを吹いてみました。
本当はサフェを吹くのはあまり好きではありません。
どうしても細かい部分のモールドがつぶれたり甘くなったりしてしまうので・・
それにしても、どんだけ粗い番手のペーパーで形状出しているのか、しっかりバレてしまいました(笑)
ローレルの特徴である、ちょっとつまんだような形状のトランク角も削れてしまったりして甘くなってしまったので、ここの整形も同時進行で進めます。
大体出来たかな、と思って2度目のサフェを・・
笑っちゃうくらい、まだまだデス(-_-;)
トランクとフェンダーの境目をハッキリさせるために、ここでトランクラインを彫りました。
このトランクラインを境目に、フェンダー側に少し段差が付いていく、という感じで・・まだまだ整形が続きます。
果てしない表面処理と新たな課題
おおむね形状は出たので、ここからはとってもつまらない作業の連続 ww
表面処理は、本当に果てしない。
だいたい良いかなぁ~なんて思っても、次の日に見るとまだまだ駄目な部分が発見されたり。
と、グタグタ云いながら、チョットした時間に少しずつ整形していったら、なんとなく形が出来たような気になってます。
テール周りでは、バンパー取り付け部分のミミみたいな部分を落として、ボディの整形をするのと、リアホイールアーチを形状出ししてやれば、だいたい良いようなところですが・・ここで大きな課題が。
フロントの顔を少し下げて接着したころから見てみぬ振りをしていたフロントフェンダー峰の形状違い。
キットはボンネットラインからフェンダー峰に向かって高くなって、いかり肩のような形状になっているんです。
これはこれで恰好いいので、そのまま形状出そうと甘く考えてたんですが、サイドのプレスラインとの辻褄が合わず資料写真を見たのが運の尽き(笑)
フェンダー峰からサイドに至るラインが全く違うことに気づいてしまいました・・ww
幸い、キット自体の肉厚はあるので、特に裏打ちもしないで金属ヤスリ片手にバリバリ削ってみました。
ボンネットラインからフェンダー峰にかけては盛り上がって無く、だらぁ~っとサイドまでなだらかに落ちてきたところに、小さなライン(峰)があって、その下のリアフェンダーまで伸びるZラインの下端との間に面がある、と資料写真から判断しました。
実在しない2ドアセダンなので、どうでも良いような気もしますが、アオシマのキットでここを説明・修正している記事を読んだことがないので、少しだけ実車に拘って再現してみようかなぁ~と柄にもないコトを始めてしまったので・・収集つくかなぁ。自信は全くありませんが、もがいてみることにします。
今回は、更新まで少し時間が経ってしまいました。
いつまでも、無職のわけにもいかないので、そろそろ仕事の準備とか手続きとか。
生きているうちに楽しめるだけの収入は無いと辛いデスからね。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています