Monogram 1/24 1969 Pontiac GTO 製作記 #1
振り返ってみたら、製作開始したのは2010年の冬。その後何回か更新して、何故か放置民。
2023年夏、ModelCarsのイベントとして「モノグラム24祭り」が開催されることに伴い、参加すべく、一番完成に近そうなコイツを起こして製作を再開することにした。
まずは、過去のブログでアップされていた記事をベースに追記しながら、これまでの経緯でも。
唐突に製作開始(2010.12.21)
(以下の記事は、基本的に当時の文面のまま転記するようにしてます。)
ちょっと前にオクで中途半端なbuilt品として、オマケで付いてきたこのキット。
BODYの塗装はシンナー風呂できれいに落としたものの、よくよく見てみると、ボンネットとフロントグリルが箱内に見当たらない。
BODYを綺麗にする前に気づけば、あっさり部品取りにしたのに・・・・。
BOXには「1982」とあるので、初版。新製品として発売された時のキットだな。
けど、表面はけっこう歪んでいるよぉ~な。
ボンネットとフロントグリルをどうしようか?考えて、結局現行(2007年再販)のキットを購入した。
自宅のストック棚には「1968年のものしか見つからなかったため。
とは云え・・・なんだかなぁ、と。こうして散財を重ねている訳だ(笑)。
でも今回は嬉しい誤算が。
現行キットは、BOX上69年型なんだけど、中には68年式のグリルとカスタム仕様のボンネットが入ってた。
どうも貧乏性なので・・(汗)、これで現行キットもつぶさないで済むし、精神衛生上もヨロシイかと♬
今回は68年用グリルとカスタムボンネットを使うことにして、早速仮組してみる。
そんなに古いキットではないはずなんだけど、パーツの合いは良くないなぁ。
キット最大の問題点(笑)
上の写真でも一目瞭然だけど、このキットの最大限の問題点は、サイドウィンドウの形状~位置関係でしょうか。
ググって画像確認したところ、やっぱりサイドウィンドウの上端がフロントウィンドウの上端より上には無いです。
そこで安直にプラ板を一枚貼って形状の修正。
ウェストラインも若干修正してみました。まぁ正しいかどうかは実車の寸法を測った訳では無いので、自信ないけど、格好は良くなったと自画自賛。
またまたエンジンパーツも入ってなかったので潔くボンネットは接着。
合いは悪いです。
ついでに、Jugge特有のエアースクープもシェイプしちゃいましょ。こういうの好きじゃないんです。
ここで、ウカイ氏に教えてもらったアルテコのCA-02の出番。
穴の空いた所に表からマスキングテープで塞ぎ、裏からトロトロ瞬間接着剤を盛り、硬化剤をプッと吹いて。あっという間に穴は塞がりました。
ちょっと削ってみたところ、とても良い感じ。
この頃は、まだ「シアノンDW」を知らなったんですよね~
使用した、アルテコのトロトロ接着剤。
愛用しているROCKのクレンジングパテ(上の写真の緑色のパテ)との相性も今後確認する予定。
アルテコ、いきなり3個買ってみたけど正解だったナ。
・・と、この時は思っていたけど、このあと、そんなに使用した記憶が無いから、部屋のどこかに沈んでいるんだろうなぁ。
こういう試行錯誤は大事だよね~👍
足回りは清く手抜きデス
今回はエアー組んで今風の仕上りで完成させたいので、車高は上の写真の状態でセットUP。
裏は完全に手抜き。ま、コレはこれで。
因みに、このキットのインナーホイールのパーツには、何気にアルフィンドラム風のモールドがされていた。
4輪ドラム?だったのか調べてないけど、こういうところに「にや」っとしちゃうんだよなぁ~。
あっという間に二年半の月日が流れ・・(2013.5.25)
なんで、こう手が停まると一気に放置民になっちゃうんでしょう(笑)
ある程度形になったところで、脳内完成しちゃうと、途端にモチベが下がって次のを弄りたくなってしまうんでしょうね~。
ということで、前回から約2年半の月日が流れましたが、全く進展なく、左側面のみ整形した段階で停まっていたものを箱から引っ張り出し、右側面も軽く整形して、早速捨てサフ吹き。
う~ん、まだまだ・・・ww
表面処理が自動車模型の真骨頂だと思うので、ここは手を抜きたくないナ。
しかも、今回のはセミビルド品のビルドなので、エンジンは無し。
余計にボディ表面にチカラを入れる方向で決まり。
途中で停まった理由の一つが、フロントの格好悪さ。
それを打破するため、エアダムを付けてみることに。
ナンバーポケットを削り取り、そこを瞬接+硬化剤で埋め、お口を少し大きめに開けてみた。
サフェ拭いてみて思ったのは、やっぱり普通のパテは「ヒケる」ということ。
どんなに綺麗に整形しても、やっぱり月日とともにヒケてしまう。
これを最小限に防ぐには「ウカイ氏」のデスクトップガレージ(ブログ)にもあるように、瞬間接着剤の使用が一番かも知れない。
今では、シアノンDWを使えば、まずヒケることはありません。
そして、プラ板でエアダム風のパーツを新造。
ここは超いい加減。
現物あわせで、一応左右の高さや傾きには注意しましたけど、基本現物合わせなので、まぁ後日よく見れば歪んでいるのに気づくかも知れない。
でも、イイんです。やっぱり完成することが一番大事で、あまり細かいところに拘りすぎて完成しないのが一番アウトですもんね~。
とりあえず、今年(2013年)の新作狙いで逝きます。
その後、ものの見事に放置民となり、10年が経過した、2023年夏。
モデルカーズのイベント「モノグラム24祭り」に向け、惰眠を貪っていたこいつを起こし、なんとか完成に持ち込めたので、その経過を思い出しながら記録していきます。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています