23年の眠りから覚まして・・・

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Monogram 1/24 1957 Chevy Nomado 改 PickUp Gasser 製作記 #1

振り返ってみれば、もう23年も前の話。
当時は、まだ所謂ファントムモデル(実在はしていないけど、もし実際に存在していたらこんな感じ?)というのが大好きで、このキットに手を付け始めた記憶がある。

もう作ることは無いだろうリストの最右翼に鎮座していたキットだけど、ModelCarsのウカイさんがFBで「TRI CHEVY」を一緒にやりましょう」と書き込んだのを見て、丁度気分が乗っていたコトもあって、唐突に再開することにした。



2000年の作業状況(2000.12.09)

当時はレンタルサーバーを借りて、自分で写真を手動でアップしてた頃で、何処かに元写真があるはずなのに見当たらない。
まだ回線が遅い時代だったので、残っている画像はサイズがメチャメチャ小さい。
記事自体は、当時のものをなるべく再現するようにした。

以前製作した「なんちゃって56年エルカミーノ」はHTからの改造でした。今回も新金型のAMTやRMX(Snap)のHT”改”にした方が良いのは判っているんだけど、前(ホント、ずっと前)に買ったMonoのNomadoが幾つも残っている都合上、このキットがベースとなりました。
Monoのは、サイドのライン(膨らみ具合)イマイチで、致命的なのはフロントバンパーの形状が似てない事。でも気にしないで、少しだけカスタムするつもりでいます(ホントはフロントフェンダーの形状とか・・気にし出すとキリが無いので・・・)

まずCピラーから後ろの部分を切りとばします。テールゲートもトラックならもう少し立っていた方が”らしい”ので、テールゲートも切り飛ばして高さを数ミリ(2~3mmくらいかな)詰めました。
そして、鋸で削れた分、コンマ3のプラ板を挟めてゲートを少し立たせて接着します。

シャーシーとの兼ね合いを考えると、荷台の深さは15mmが限界でした。
実際問題としては、相当浅い感で、実用性は全く無さそうですけど・・まぁ荷物運ぶのがメインじゃぁないので・・ネ!

そんな訳で、まずはサイドの面を作ります。
基本となる線を作って、それに先ほどの15mmの高さのプラ板を接着しますが、垂直には十分気を付けました。

シャーシーを組んでみると、その兼ね合いが良く判ると思います。
サイドの上のラインも、こんな感じで幅を取りました。こうしないとテールゲートを立てた所まで荷台が伸びないもんで・・・

次にCピラーから続くリアルーフの工作に取りかかります(写真がボケててスミマセン)
色々な写真を確認したところ、この年式のVAN(Belairじゃなくて)のリヤウインドウはメッキのトリムが付いていなくのが多く”ボディから一段凹んだところにウェザーストリップがあってガラス”という感じでした。
まず、1mmのプラ板からリアウインドウの形を少し大きめ切り抜き、その中にすっぽり入るコンマ3のプラ板を切りだしておきます。

そして、コンマ5のプラ板を先ほどの1mmのプラ板に接着した後、ウインドウの形を切り出し綺麗に整形します。
1mmのリアウィンドウの大きさより、若干小さめに切り出すのがポイント。
その後、先ほど切り出しておいたコンマ3のプラ板を1mmのプラ板側から接着しておきます。このコンマ3のプラ板を、後日少し小さめに切り出す事により、ウェザーストリップを再現しようというう計画です。

文章にするとなんか判り辛いですねぇ・・

室内側から見ると、窓の部分がコンマ3、その他が1mmの部分です。
なんとなく判るでしょうか??

って、転記していても、よく分からない内容で甚だ申し訳ない。
でも、この方法が一番きれいに一段凹んだところにウェザーストリップを再現できる方法だ!っと当時は信じていたわけだ(笑)

工作開始前の状況

まず、製作中のキットの紹介から。

このキットは、1977年に新金型で発売されたもので、海外サイト情報によると、この箱絵バージョンは「1986年再販版」。

その後、何回か再販されてますけど、2011年が確認出来る最後になるので、当分市場には出ていないコトになっちゃう。
まぁ、モノグラム自体が活動を止めてしまい、アメリカレベルに大部分の金型は移動したようなので、そのうちさいはんされることでしょう。

箱絵には「1987年」と記載されています。

海外情報もたまには間違うよね(笑)

そして現在の状況 (2023.9.8)。

ものの見事に、何も進展してない (-_-;)

当時は、これで恰好良くなるかなぁ~と思ってルーフを切った訳だけど、切る位置をもう少し考えないと、キャビンが窮屈そうだし、Bピラーをノマドのままの斜めを残したものの、ここはやっぱり垂直か若干前傾位にしたほうが良かった、と今見てみて思う。

クリエイティブなギャッサー目指して(笑)


そして、今回製作再開に当たって、どんな形にリ・スタイリングしようか考え・・・FBでスッカリ仲良しになったK氏の超絶57年Chevy改がホイールベースを伸ばしているので、ホイールベースを短縮する方向で。
なおかつ、誰も理解できないかもしれないけど、前が後ろよりも薄くなるようなセクショニングをして、なおかつストレートアクスルのカチ上げギャッサー(笑)というスタイルに決定♬

へったくそな、悪戯書きをしてイメージを膨らませよう(笑)

早速、切り出して大まかな形状を

今日は家の事情で外出は出来なかったので、作業部屋に隔離して作業をしたもんだから、一日で結構進んだ。
まずは、ドアライン後端を基準に20mm短縮することにして、マステをガイドに職人気質で切り離した。

手持ちの職人気質「ハイパーカットソー」の切れがあまり良くない。
既に製造中止なのか、通販サイトでは売ってないし、これに慣れちゃったので、コレが無いと困る。他に代替できるのを探さないと・・ww

そうそう、ルーフは作業に邪魔なのと、どうせチョップしちゃうので、一番最初に切り外しておいた。

毎度のことなんだけど、こういう作業をやると、ホント下手くそだと思う。
真っすぐ切ったつもりで曲がっていたりするしね。まぁ仕方無い。切ったものは元には戻らないので、どんどん行きます。

接着は、結局イモ付けなので、ボディ内側には1mmプラ板を写真のように貼って補強してある。
写真を撮り忘れてしまったけど、リアフェンダーアーチの後ろ側でも5mm位短縮してみた。

こういう接着は、とにかく水平垂直がしっかり出ているのが基本なので、接着面に若干隙間が空いても気にしないで、平坦た机の上で固定しながらしっかりボディ下面が接地するようにするのが大事デス。

次に、斜めにスライスしたセクショニング。
まずは、基準線を決め、切り出す部分をマステで明確にしておく。

今回は、適当に決めた基準線(写真で縦に貼られているマステ)で5mm。リアフェンダーの見切りラインで0mmという大きさで切り出してみることにした。

この大きさで切って恰好良くなるのか?誰もわからない。
たった1mm、0.5mm違うだけで見た目の印象は大きく変わってしまけど、やってみないと判らないので、ある程度ざっくりやってみて、ダメだったらやり直す位の気軽な気持ちで切るのが精神衛生上宜しいでしょう(笑)

最初に短縮しているので、アチコチ接着が剥がれながら、なんとか左右を切り出し終えた。

前後左右、しっかりボディが着地しているかどうか、確認しながら接着(写真撮り忘れ・・)

リアだけ短くしてもバランスが取れないので、フロントも短くすることにした。
フロント切る前に、まずは不要となるインナーフェンダーを取り去る。

そして、ボディサイドをセクショニングした時に決めた基準線から5mmタ短縮することに。

なんで5mmかなんて理由は無いけど、実のところ、エンジンがちゃんと載るかどうかは何回も確認している。
でも、キットのエンジンぢゃなくて、39Chevyに入っているビックブロックを使おうかなぁ~と思っているところ。
ちょうどボディ改造に失敗して、ボディは捨てちゃったジャンクがあるしね。

これらの作業をしながら、シャシーも同時進行で詰める作業を行った。
このキットのシャシーにはエキパイが一体モールドされている。
通常車高を下げるスタイルなら見て見ぬふりをするシャシーだけど、今回はカチ上げギャッサーなので、多少見える所は手を入れることにした。

つづく

 

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