Monogram 1/24 1969 Pontiac GTO 製作記 #4
前々から気になっていた、リアウインドウ上部のプレスライン。
ここって、トランクから伸びてるラインが、ルーフで消えちゃうのかな~。前に伸びていくのかなぁ~。
結局、実車写真で確認したら、くっきりリアウィンドウに沿って峰があることを確認。
確認した以上、そこは再現してやりたい、ということで、再び形状修正デス。
シアノンDW様々
どうやって峰を再現する?
まずは現状は把握をしっかりして、どうするか良く考えた。
この段階で、リアウインドウモール自体は内側に向けて削り込んである。
穴でも、リアフェンダーからの峰がどうも不自然に消えている感じ。
ここを、パテで再現するのはモール等の位置的に厳しいと考え、峰の部分に少しずつシアノンDWを盛っては削り、盛っては削りを繰り返すことにして、なんとか納得いくラインを創り出すことが出来ました。
リアウインドウモールを削らないように、ギリギリのところにシアノンDWを爪楊枝で盛ってみれば、なんか思いのほか簡単に形状をだすことが出来て、至極ご満悦(笑)。
もうあまり時間も無いので、さっとサフェを吹いて形状確認。
2枚上の写真と比べれば、すっきりした印象に。
うーん、そろそろ塗装かな・・・
と思ったけど、まだまだ下地作業は続きます。
ボンネット、トランク下端の調整
ボンネットはエンジンレスなので最初に接着しちゃっているけど、昔引いた凹線の深さが、ボンネットとグリル部分とが同じ深さだったので、グリルの方を少し浅く加工しました。
愛用のシアノンDWを爪楊枝の先につけて、深く彫ってしまった部分を埋めるように流し込み、硬化したら軽くタガネで深さ調整をしただけ。
やっぱり、開く部分と、接合部分との深さ表現は変えたいもんなぁ~。
次に、バンパーの接着部分が曖昧なのは、モノグラムアルアルなんだけど、トランク下端の形状までダルダルではみっともないので、いつものマステとシアノンDWを使って、シャープな感じになるように整形。
写真の白矢印の部分。チョット白っぽくなっている部分が追加した部分。
こういう細かい部分はシャープに。たった、これだけでも、結構印象が変わるのが面白いところだと思います。
いよいよ下地完成
・・と思って、ちょっと恰好つけて黒アクリルの上で写真を撮ってみました(笑)
うーん、なかなか恰好いいぢゃん!
ヘッドライトの逃げも綺麗に削れたし、さぁ、いよいよ塗装だ!
・・と思って、よくよく見てみたら、まだレインガーターを再現し忘れているのに気づいてしまった(笑)。
いやぁ~、本塗装に入る前に気づいて良かったぁ~~♬
コンマ3の細切りプラ板をサイドウインドウのラインに合わせて貼り付け、出っ張った部分を慎重にヤスリで削りながら、繊細なラインを出していきます。
ここが決まると、模型全体がビシっとするように思うんです。
もう黒バックは止めて、塗装前の写真をパチリ。
レインガーターのほかに、サイドウィンドウ下のウェザーストリップ(黒いモール)をドア上部にコンマ1のプラペーパーを貼ってみました。
ここも根気が要る作業だった。なんせ薄いので接着剤の量には充分気を付けて。
ほんの少しの、コンマ1ミリでも段差が出来ていると、塗装の塗分け時に楽ですからね。
写真は、自分で調合している下地サフェを吹き終わったところ。
クレオスの1500番サフェと、アクセルSの白、シミ上がり防止のためシルバーを使って調合。
これをドリンクの瓶に入れて、希釈もそのまま吹ける位にしておくと、調合皿にいちいち出さなくて済むのでお勧めデス。アクセルSの白は隠ぺい力が強いので、ガイアの白でも大丈夫だと思います(というか、多分同じもの)。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています