Monogram 1/24 1969 Pontiac GTO 製作記 #7
ボディ自体の塗装は終わったので、次は細かい部分の塗分け。
ここが、思いのほか時間が掛かるし、マスキングをしては塗装しを何回も繰り返すので、結構しんどい。
でも、いよいよ完成が目前に迫ってきたのでラストスパートです🎵
フロントグリル内側、樹脂部分の塗装
前回の状態から、全体の艶が均一に消えるようにペーパー(パフレックスの#3,000)で研ぎ出し、よく「水洗い」して静電気を飛ばしてから、しゃぶしゃぶに薄めたクリアーを一層だけ吹いた。
これは、ペーパー痕を消すため。
乾いたら、もうペーパーは当てないで、粗目のコンパウンドで塗装面の調子を見ながら、表面のうねうねが少しだけ残るくらいまで磨き出し、ノンシリコンの中目、細目で仕上げます。
このあと、細部の塗装があるので、コーティング剤等は、この時点では使いません。
この辺の作業手順は、人それぞれだと思うので、どのやり方が正解とかいうモノでは無いでしょう。
あくまでも自分の場合だと、遠目ではヌメヌメと水濡れしているように輝いているんだけど、近くで良く見ると、塗装面の波というか凸凹が少し残っている(・・これがキラキラの素)というのを目指しているので、こういう手順を踏んでるということ。
写真に撮ると、キラキラ感はあまり写らないかもしれないネ。
さて、一番複雑でめんどい、グリル内側の本来は樹脂部分を塗装するため、細かくマスキング。
本来は、キットのグリルのパーツの外側に一体となっている(多分(-_-;))はずで、実車写真を見ると「黒」なんだけど、これまでの経験から黒一色を入れるとかなりコントラストが強くなってしまうので、自作ジャーマングレーに黒とシルバーを入れて、かなり濃いメタリックグレーで塗ることにした。
右側のライトがハマるための凹みが白いのは、塗装後にグリルを仮組したら、ぶつかっていてライトがお辞儀しちゃっていたので、表から見えない部分を彫り込んで修正したため(-_-;)
吹きこぼれも無く、まぁまぁの仕上がりかなぁ♬
ウェザーストリップの塗装
ドア部分のウェザーストリップ、ボンネットの元部分を、濃いグレーで。
この時に、コンマ1㎜のプラペーパーで追加工作した部分が生きてくる訳です。
また、レインガーターの下側とか、ウィンドイールドの裏側とかも、この時に同じ色でしっかり塗るため、こんな感じにマスキングしました。
何回やっても緊張するマスキング剥がし(笑)
とか云って、剥がした時の写真を撮り忘れた(笑)
ウィンドシールド等のメッキ調塗装
上の写真からマスキングを剥がし、今度はウィンドシールドとレインガーターをメッキ調塗装で仕上げる。
メッキ調塗料はふわっと吹くので、ボディ全体をマスキングするのと、ボディ内側等に塗料が吹き込まないようにするため、写真のように開口部は裏からもマスキング。
時間に余裕があるなら、ここもエナメルの黒を先に吹きたいところだけど、もう乾燥に時間をかけていられないので、アクセルSの黒をププっと吹いて強制乾燥。
ここでは、スパスティックスのメッキ調塗料を使ってみた。
なんか、写真に撮ると黒くしか写らないなぁ。
マスキングを途中まで剥がした時点で写真撮ってないコトに気づき、慌てて撮った一枚(笑)
今回、レインガーターの上側部分だけメッキ調塗装にしてみたんだけど、結構イイ感じだと思う。
これは次の作品にも活かしていこうっと。
メッキ調塗装したところは、なるべく触らないようにして、最後にコーティングしてボディは仕上がりました。
なんか、久々にマル一日集中して模型触っていたら、目の奥の方に鈍痛が走るようになってきて、やっぱり近いうちに眼医者に行って診てもらわないと・・な
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています