Monogram 1/24 1957 Chevy Nomado 改 PickUp Gasser 製作記 #3
モノのキットはボディ側面が平面(絶壁)なのが多く、この57年も側面のふくよかさが足りない。
そこで、エポパテを盛って削り出す作業を延々と続けているんだけど、なかなか綺麗な面が出ないので、まずは自作工具をチョット作ってから作業することにした。
自作工具というほどのものでは無いけど・・
若いころに、車関係の先輩から、「車直すのに必要な工具は買え、理由を付けて買わないのは直す気がないのと同義。お金が無いなら働いてお金をためろ、自分の工夫で作れるなら工具も自作しろ」と云われたことが自分の”基本のキ”なので、今回もチャチャっと自分が使いやすい大きさの工具をこさえてみた。
手持ちの木片(木曽檜)を2センチ幅で長さ13センチ位で切り出す。
持ち手をなる部分も適当な長さで切り出しておいて、2mmのドリルで穴開け。
作業場では竹の爪楊枝を使っているので、これを「ダボ」代わりに打ち込んで、木工用接着剤で接着しただけ(笑)
ボール盤で穴開けしていないため、すこし曲がっていたりするので、最後はクランプで結構強めに締め付けて、丸一日乾燥させる。
角はぶつかるとイタイので少しだけペーパーで落としました。
はい、完成デス(笑)
なんで幅が2センチかと云うと、ダイソーの「綺麗に剥がせる両面テープ」の幅が2センチだから・・♬
人生で初めて模型用に”#80″の布やすりを買ってきた。
こんな粗いので・・と思うけど、粗くないと平滑な面は出ないんだよね。
これで、ボリボリ・・超久しぶりにパテまみれになりました♬
ボンネットの長さを短く
前回、フロント部分もの長さを短くしてしまったので、ボンネットも約5mm短くした。
接着はイモ付け。
接着時に、ボディ側に密着するようにマステで暫く固定。
そこで、このキットを作り始めた当初、ここを修正すべく、フロントウインドフレームの下部分を一旦切り取って、少し凸状に手でしごいて曲げて再接着をするという荒業をやっていた。
ほぼ、まっすぐなものを凸状に曲げると全長が短くなるので、足りなくなった両端にプラ板を挟み込んで修正。
ここの後処理が結構大変なのは分かっていたけど、どうしてもこれはやりたかった(笑)
で、今のうちに、ワイパーを削り取って形状出しをしておきました。
今後、ボンネット上面にもエポパテを盛って形状出しをしていく予定なので、短縮した部分がイモ付け状態では心もとない。そこで、裏側にステン線を埋め込んで補強をしておいた。
丁度、ボンネットに穴を開ける場合の溝が彫られていたので、そこにコンマ4のステン線を埋め込み、シアノンDWで固着した後、表面出しを(白っぽく写っているのがステン線です)。
いずれ、表側にエポパテを盛れば強度的には心配なくなるんでしょうけど・・転ばぬ先の杖、ということで。
ボディの整形は延々と続く
もう、何回エポパテを盛りなおしただろう(笑)
ちょっと飽きてきそうだったので、最初に切り取ったルーフを載せてみた。
やばい・・恰好よくない(笑)
まぁ、今までに無いようなスタイルを創造することに挑戦しているので、これはこれで、見慣れてくると恰好よく見えるようになる日が来る!と信じて・・・ww
なんか、エポパテの色が少し違うように見えるのは気のせいだろうか(笑)
足回りのセッティングは、こんな感じかな・・・かなりビミョ~~~
ルーフをチョップする予定なんだけど・・さてさて、どうなることやら(笑)
フェンダーラインを切り出す
ボディの面はある程度出たので、この時点で前後のフェンダーラインを出しておくことにした。
フロントは、純正同様の形状で、チョットだけ前よりに開けることにした。
型紙は、他のモノ57Chevから写し取って製作。
鉛筆でボディにラインを写し、削り取っていく。
リアは、丸く開けることにして、タイヤより若干大きい直径35mmとしました。
左右の位置関係は、何度も何度も確認(曲がってないと良いなぁ~)。
アーチ状に削り取るのに、写真に写っているホームセンターで買った彫刻刀を使用。
この状態で、タイヤを置いてみたら、もう何ミリかアーチ上げをした方が良いみたいだけど、とりあえず、これで表面を綺麗に整形していくことにしました。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています