Monogram 1/24 1957 Chevy Nomado 改 PickUp Gasser 製作記 #5
曲者のリアバンパーとボディとの合わせはエポパテでイケるかな~と思っていましたが、そうは簡単ではありませんでした。
結局、いつものシアノンDWで処理することにして、ドンドン進めていきます♬
自分の技術ではエポパテだけでは難しかった
前回、バンパーにマスキングゾルを塗り、ボディ側にエポパテを盛って「むぎゅー」っと押し付けてみた。
翌日、取り外したところ、パテの一部がポロリと取れてしまったり、押し付けると云ってもクランプ等でしっかりと圧を加えるのではないため、どうしても隙間が出来てしまった。
まぁ、別に失敗というわけでは無いので、とりあえずボディ表面を平滑に削ってみることにした。
まぁ、大体の位置は充分固定出来ている。
バンパーを仮止めしてみたら・・あれ?なんかバンパーの幅が狭くないかい?って・・ww
ここで暫し悩み・・・バンパーをあと1mm位幅を広げるか・・バンパーの外側にパテ盛るか・・等々(笑)
結局、ボディの幅を広く(丸みを持たせるため)なっているといういのに気づき、このまま作業を続けることにした。
57年のシボレーのリアボディ部分って、実は凸と凹が入り混じっている、とっても難しい面なんですよね。
ボディを短くして、リアのオーバーハングと高さも短くしてしまったので、ここの調整を上手くやらないといけない・・と云うことに気づいて良かった(笑)
因みに、リアバンパーの中央下部にナンバーポケットを作る予定なので、裏面にはステンレス線を埋め込んで補強処理をしてあります。
ちょっどだけステンレス線が見えますかぁ~~♬
結局シアノンDWのお世話になりました
これまでの記事で、シアノンDWってセロテープにはくっつかないと書いてきたように、今回もセロテープでバンパーを保護し、ボディに仮止めした後、隙間にシアノンDWを流し込んで隙間を埋めることにした。
順番は次の手順です。
- まず、バンパーとボディの接着面を保護するようにセロテープを貼りこむ
- バンパーを、ボディにしっかりと動かないように仮止め
- 爪楊枝でシアノンDWを隙間に押し込むようにして流し込む
- 硬化剤を吹き付け・・完全に硬化するまで放置
- 仮止めしていたマスキングテープを取り外し、バンパーをポキっとボディから外す
バンパーを取り外す時が一番緊張します。
写真にも写っているように、この状態だとバンパーの接合面だけシアノンDWで埋められ、真ん中部分は空洞になってしまう。
そこで、次に、空洞になっている部分にシアノンDWを充填し、バンパーのセロテープ部分と、充填した部分にシュっと硬化剤を吹き付けて、サッとボディとバンパーを密着させ、この空洞を埋めてみた。
これは、この跡にボディ外側をかなり削らなければならないので、念のためにやった作業。
削っている時に穴が開くと、またやり直さなければなりませんからね。
荷台部分の工作
ここで、荷台になる部分の上側(うーん、語彙が少ないので困る)にプラ板を貼った。
ここは、以前既に工作してあった場所なんだけど、接着剤の問題とかもあって、今回全部剥がして新設することにした。
23年前の作業で、どこをどう削ったらこうなるのか?今では知る術も無いけど、何となく左右で切り込んでいる深さが違う。
なので、今回はテールゲートの位置を基準に、ドア部分で張り出す量を調整しながら、スポット溶接するようにシアノンDWで点付けで接着し、空いた隙間には流し込んで形状を出してみた。
因みに、リアのタイヤハウスは、もっと大きく上に開ける予定で、ここの工作を進めておかないと強度的に厳しいと感じたため、ルーフより先に工作した次第。
ここも、ステン線を埋め込んで補強してある。
シアノンDWは、とっても便利だけど、やっぱり瞬間接着剤なので、横からの力が加わったりするとポキっと折れてしまうことがあるから。転ばぬ先の杖ということです。
おまけ:ジェルクリーナーの代用品
ダイソーで取り扱っていた「ジェルクリーナー」が品薄(品切れ)状態で入手できないため、同じダイソーの玩具コーナーで売ってる「スライム」を買ってみました。
色々な色があって、もし匂いがしたら・・・と思って、我慢できるであろう「ラムネ」を選びましたが、幸い匂いは付いていませんでした。
綺麗な水色で、ラメの粉が練り込まれているのが、見た目の違いかな。
ところが、ジェルクリーナーより伸びないので、カッターマットの上に置くと、カッターの傷等に入り込んでポロポロ残っちゃうので、仕方なく、娘が小さいころに使っていた「プーさん」の皿の上に置いて作業することにしました。
怪我の功名(笑)、これが思いのほか作業性がイイ。
でも、早く「ジェルクリーナー」の再販を希望してます。
つづく
叱咤激励・四方山話等々 お待ちしています