足回りは結局 全バラして組みなおし

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Monogram(Revell)1/24 Beer Wagon 製作記 #5

前回の更新から、実に1年以上放置民してしまった ww。

本当は、この前まで弄り倒していた、57年のクリエイティブ・ギャッサーを進めて横浜に持ち込もうと考えていたんだけど、どうも間に合いそうに無いので、57年は一旦しまって、昨年の予定とおり、12月初旬までにBeerWagonの完成を目指すことに♬

1年前に停まった理由は足回りの製作工程。
メッキ風塗装のことや、車高調整のコト等々、考えて考えて・・結局全バラにして組みなおすしか無いと決めたんだけど・・やっぱりハードルは高い・・。

フロントの足回り

昨年、ある程度のところまで整形は終わっていたフロント周り。

問題は、どういうサスペンション形式にするのか?

キットでは、ドロップスピンドルの前にスプリングとショックがあって、フレームに受けが有るタイプ。
でも車高を下げると、フレーム側の受けとの間隔が極端に狭くなってしまって、工作の難易度がメチャメチャ高くなりそう。

併せて、車高を下げるので、ラジアスロッドの受け部分も角度調整が難しい。

と・・・延々に考えた末、まずは「ラジアスロッドの付け根問題から解決しよう」と、受け側の付け根で一旦切り離し、受け側は新造(可動可能な状態)することにした。

ラジアスロッドの受けは、3ミリ丸棒に1ミリ位の穴を開けたものを接着。
この受けをフレーム側に先に接着し、伸ばしランナーを芯とすることにより、車高を下げた(ラジアスロッドが上がる)状態でも対応できる(うーん語彙力が無いのが身に染みる・・)はず。

なお、ナックルアームのキングピン位置は、完全にアッカーマンジオメトリーを無視しております。
だって・・角度を付けてステンレス棒を突き刺す穴を開けるのが大変だったんだもん~~ww

因みに、こういう風にイモ付けした部分には「オレンジの香りのリモネン系接着剤」を追加で廻しておきます。
乾燥には時間かかるけど、ガッチリ接着してくれるのでお勧め!

そして、ラジアスロッドの受けの位置を調整しながらシャーシーに接着してフロントの足回りは大体これでOKかな。

ところで、散々悩んだフロントサス(スプリング)は・・・「見えないところでエアサス組んだ」というコトにして(笑)、ドロップスピンドルの前に突き出ている受け皿はこの後に切り取り整形してしまった。
まぁ、模型だし・・・と今のうちに白状しておこう♬

リアも散々悩んで・・全バラに

次にリアの足回りの問題。
フロントの車高を下げたので、リアも出来る限りさげてみたい。

しかし、下げるとなると、やっぱりスプリングの位置が問題になり、ついでにラジアスロッドの角度の問題も派生する。

キットのパーツはこんな感じ。

なかなか素敵な一発抜きですよね~。
これが、1967年製ということを考えると「凄い!」となるんだけどなぁ(笑)

どう考えても、このままだと、ラジアスロッドの受けの角度が出ないので、潔く腹を決めて全バラに。

あ~~、もう元にはもどれませんね~♬
ラジアスロッドも整形しやすくなったから良しとして、どんどん手を動かそう~~!

これで、シャックルをとり付ける穴というか凹みも不要になるので、キットのパーツを使いつつシアノンDWで埋めて、適当に削っていたら、斜めになっちゃって・・(笑)

こんな余計な修正作業まで・・・。

後ろから見た時、フレームの断面が台形では恰好良くねいですもんね・・

フレームの表面処理が終わったので、板バネをとり付ける部分を後ろ側だけ作成し接着。

このスプリングの位置がズレると、MACトラックの特徴である「チェーン駆動」のスプロケット側との整合性が出なくなる・・・のは分かっていたので、何回も確認して位置決めしたのに・・・、ほんの1mm位前過ぎたみたい。
もう後戻りはできないので、一寸「ズル」してごまかすことにww。

ひとつひとつのパーツを綺麗にして、最終的には塗装してからくみ上げる形をとることで、塗装もしやすくなるはず。

ホイールが付く部分。よぉーく見ると少し細くなっているのがわかりますかぁ?
職人に削ってもらったホイールの穴より、キットのシャフトの方が少し太かったので、「わざわざ」旋盤にかけて、少しだけ削っておいた。そんなことしなくてもカッターの刃で少しずつ削ってやればイイだけなのに・・そこに至るまでの時間が長い。
私の模型製作においては、今はやりの「長考」って奴が一番の問題かも(笑)。

足回りは概ね完成

リアとは逆に、フロントのシャフトは少し細い。
このくらい薄いと、マステをぐるっと巻いて接着しちゃえば良さそうなんだけど・・ここも、何となく真鍮を旋盤で挽いて、こんなアダプターを作っておいた。

職人ではないので、勿論ピッタリには出来ないけど、逆にこれだけ足回りを弄っていると4点着地するかどうかが不安。
ある程度、ガタが在ったほうが良いのかもなぁ~と自分を正当化して次に進もう♬。

前後の足回りの具合は、こんな感じになりました。

各ラジアスロッドやらに六角ボルトやリベットを接着して、それらしく見えますように~~。

つづく

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