ようやく塗装・今回は瓶ナマ ソリッドで

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Monogram(Revell)1/24 Beer Wagon 製作記 #8

今回は、キャブ部分を塗装して足回りを組み上げた後に、ベット部分の加工をしなくてはならないので、塗装は色味の変わらない「瓶ナマ」のソリッド仕上げで塗りました。

塗装の下準備

まずは、定番「ベンチシート」。
左右の幅詰め、薄々攻撃で荒れてしまった表面処理は思いのほか大変(笑)
しかもパイピングがモールドされているので、そこを繋ぐのに時間が掛かりました。

そして、表面を荒らす部分を残してマスキング。

写真のとおり、幅広のマステで全体をマスクした後、モケット風の表面処理するところだけ切り出し、サフェ#750を砂吹きしてザラザラ感を表現(#750のサフェは#500と#1000を同量混ぜて作り置きしているもの)。

まぁ、完全に自己満足の世界ですね~~♬

ようやく、表面処理の終わったヘダース(Headers)もメッキ処理するので、他の部品と一緒に黒で下地塗装。
通常は、これまで書いているようにワンショットペイントで下地を作るんだけど、もう時間が無いので乾燥の早いアクセルSの普通の黒で下地。あまりヌメヌメ感に変わりがないのでチョット ショック(笑)

乾いた後、足回り塗装したのと同様に、「メッキシルバーNEXT」でメッキ調塗装済・・が写真は撮り忘れww

ボディ塗装は、ガイアのピュアオレンジで

ガイアの塗料は隠ぺい力が強く発色も良いです。
特に、この「ピュアオレンジ」という色は、まさに自分が思い描くオレンジそのもの。
何となく・・確信はありませんが、塗料の元はアクセルSだと思ってるんですけどね~♬

最初は、ソリッド塗装のまま磨き上げようと思ったんだけど、思いのほか塗膜が薄く仕上がったので、下地が出るのを嫌って、いつものクリアーを吹いた。
吹き重ねる回数はいつも適当で、今回は10分置き(乾燥機に入れて)位に3回。
徐々にシンナーの量を増やして、最後は結構シャバシャバに近い感じ。

色味は写真よりもっと黄色味が強く、鮮やかなオレンジ。
アイフォンのカメラは非常に歪んで撮れるということを証明したようにボディが歪んで写っちゃう。
なるべく近接で撮らないで、あとでトリミングするようにしてるんだけどね~~。

それにしても、あまり表面が波打っちゃってるので、あとは塗料が乾燥するのを待つのみ。

バフレックスの#3000で表面を整えた後、通常はこのコンパウンドを使用。

3Mのコンパウンド3種。

一番上のも、下のと同じ容器に入っていたんだけど、保管しているうちに水のような状態になってしまったので、口広の瓶に移し替えた。

よほど変質しない限り、私の使用頻度からすると、一回買えば一生使えるかなぁ~(笑)

その時の気分で、こちっらを使う場合もある。

これは、かつてモデラーズから出ていたコンパウンドと、ほぼ同じものだと思う。
粗磨きから仕上げまで、これ一本でも行けちゃう位だけど、上の超微粒子にはチョット劣るかも。

更に、ウカイ編集長御推奨の「ポリラック」で最終仕上げ、というのがいつものメニュー。

今回のボディは、いわゆる「平(たいら)」な平滑面が多く、そこを再現するように磨きだすのは、本当に難しかった。
曲面とは違う、スーっとしてラインが出ないと平面を表現できない。

なんか、下地のペーパー跡が何時までも消えない感じ。
もっと下地を綺麗に研ぎださないと・・・(ここは次回への反省点)

シャシーの裏側は完全真っ黒(笑) <手抜き

フェンダーの裏側はボディ色でも良いんだろうけど、スケールエフェクトも考慮して、先っぽの方だけ少し色を残してみた(1967の文字が読めるかなぁ~~)。
勿論、フェンダー側面のオレンジは残すようマスキングしてからの作業です。

ちょっと仮組みしてみる。

ふむふむ、なかなかイイ感じ。
ボディ側面も、1メートル位離れてみれば、そこそこ平滑になっている・・ような気がする。

いよいよ足回りの組立

足回りを完全に組み上げてからじゃないと、ベットの位置決めと色塗りが出来ないので、バラバラにしてしまった足回りの部品を組み込んでいく。

まずはリアのリーフスプリング。

それぞれの部品には、ダボを付けておいたので、慎重に組み上げた後、流し込み接着剤を流し込み過ぎないよう留意して足回りを固定。
タイヤとホイールは、多少ガタつきを設けてあったので、ゴム系の「スーパーX2」という接着剤を使用し、写真のように正立方体の木片で垂直をだし、4点接地状態で乾燥するまで固定。

この時点では、リアだけ組めば次の作業に行けるかな・・と考えていたんだけど、フロントも先に組んじゃうこととし、仮組してみたら・・・

なんか・・チョット、車高が高すぎで恰好悪っ!!(仮組して良かった♬)

フロント、ドロップド・アクスル(アイビーム)の車高を決めている棒を少しずつ短く切って、車高を下げていったら・・結局、フレームにくっついた、完全フルボトム状態まで下げちゃいました。

そして、リア同様、正立方体の木片でタイヤを垂直に、ボディに対して水平に気をつけて、接着剤が乾くのを待つ。

接着剤が乾いたら、ボディを仮組にしてみて、全体の様子を何度も確認。

横浜のショウまで、あと1週間。
もう、仕事を棚上げして、最後の追い込みに入れば、何とか間に合いそうな気がしてきた(笑)

つづく

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