下地を整えるのは、やはり時間と根気が必要

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TAMIYA 1/24 Chop de SOARER Masterline 製作記 #2

屋根を切ったり、ボディの形状を変更したりという作業は、思いのほか進捗が早く、しかも、作業を行う度に結構な変化があるので面白いんだけど・・・そこから面を整えたり、今後の作業工程を考えながら細かい部分の辻褄を合わせたりする作業は、本当に時間と根気が必要。だって、作業をしていても、殆ど変化が無いので面白みが無い(笑)。
とはいえ、ここで手を抜くと、塗装して艶が出たときに後悔すること必須なので、しっかり時間をかけて取り組みたい。

とは云え・・・今回は提出まで1ヶ月無いのでパテの乾燥・ヒケを待っていられないので、時間をかけつつも、ギリギリ間に合うスケジュールで削り出しを行うという・・なかなか、大変ながらも面白い作業でした。

まずは、ベット内のタイヤハウス

今回はピックアップ化するので、ベット(荷台)内にタイヤハウスを新造しなければならない。

その昔、ホンダシティがタミヤから新発売(昭和56年頃かな)になったとき、早々にリア部分を切り取ってピックアップ化した。

荷台を作るのはとっても大変なので、トノカバーで蓋をしちゃったら・・・地元の模型仲間(先輩)から「あれ・・荷台は作らなかったの?」って💦

えぇ~えぇ~、作ってませんよ、だって大変なんだもん・・・と云ったところで言い訳にしかならず、とっても悔しい思いをし、これがトラウマになって、以来、ピックアップ化する時は必ず荷台を作るようにしてるんですわ(笑)

ということで、まずはタイヤハウスをプラ板から切り出して整形して・・と考えたんだけど、キットのシャーシーにモールドされているリアタイヤハウスをそのまま使えばいいや!って気づき・・・

こんな感じで切り出してみた。

左右で幅が違うのは、モーターライズのせい。
そこで、幅の狭い方にプラ板を追加して幅を広げたんだけど・・ちょっと幅が広すぎたかも。

タイヤハウスは、側面と底面と接する部分が、しっかり90度、直角になっているように微調整をしておきます。

タイヤをセットした時に、タイヤハウスが狭くて太いのが入らないというのも興ざめなので、まぁこれでイイでしょう。実際は、こんな丸いタイヤハウスは有り得ませんです(笑)。

ボディへの追加工作

まず、キャビンの後ろ側にコンマ5のプラ板を接着。ここは完全に現物合わせ(シアノン盛々で汚い)。
コンマ5だとペコペコなので、下端内側に1.2mmのプラ板の細切りで補強。

次に、荷台工作を先になんとかしたかったので、内側の側壁とテールゲート裏の面をプラ板から新造。
整形しやすさを考え、接着面を荷台の上部に持ってくることにしたので、プラ板を接着した後の厚みを考えてボディを整形していく(なんか文章だと上手に説明出来ないなぁ~)

この時点では、キットのナンバーポケットをバンパー下部にリロケートしてあるんだけど・・結局やり直すコトに💦

ルーフは全体的に凹んでしまったので、臭いポリパテを盛り付けて、ボリボリ削った。

実は、このキットを作り始める直前に、コロナに感染し嗅覚が全く無い状態(なんの匂いもしない)だったんです。でもキツイ・・身体に良くない有機溶剤臭を嗅いでいるのは間違いないので、しっかりマスクを付けて作業した。人間の五感はホント大切・・と実感し、少し匂いを感じるようになったときは、本当に安堵しましたわ。

そして、リアウィンドウガラスの部分を切り抜く。

色々なやり方があるんだろうけど、自分はだいたいこんな感じでマステで基本ラインを決めて、コーナーはドリルで。その後少しずつ切り取る・・という感じ。
コンマ5の厚みなので、切り取るのも苦ではありませんね。

内側のラインが決まったら、モールを彫り込む。
モールを堀る時の基本ライン引きにはデバイダーを使ってます。
コンマ5のプラ板に穴を開けないように慎重に。

その後、モールの太さを調整するように内側を綺麗に整形すれば、キャビンの工作はほぼほぼ終わりかな。

前回の記事で書いた、リアバンパー上部が垂れている件。
ここに来て、どうやっても辻褄が合わず、結局バンパー上部を作り直した。
そうすると、ナンバーポケットが下過ぎて格好悪いので、そこも切り取って新規に起こすハメに。

バンパー上部の垂れが解消されているのが判るかなぁ~~。
ナンバーポケットも、少し色気を出して、ハの字にしてみたら、なかなか工作が面倒だった(笑)。基本的に全て現物合わせデス♬

また、流石のタミヤでも、元が80年代、40年位前のキットなので、細かい部分のモールドはイマイチ。
特に、フロントフェンダー前端は、ボンネットと段差が出来てしまっていたので、いつものマステ利用シアノンで綺麗なラインが出るよう整形。

写真のブツブツ・・・シアノンの硬化剤ってプラ本体を少し溶かすんだよね。

サフェを吹く前の状態を確認

約10日間、毎日触るようにして下地を整え終わった(と思った)ので、サフェを吹く前の状態をパチリ。

リアウィンドウ下に入れた補強が、この写真で見られます。

いつのまにか、ベット内壁とタイヤハウスが付いてる(笑)
シャーシーと合体(仮組)させ床材を当てたうえで内壁の高さを求め、実際にプラ板を接着する時もシャーシーと合体させ、変なストレスが何処にも掛かっていないコトを確認しつつ。結構真剣に作業したので、すっかり写真を撮り忘れちゃいました💦

更に・・今まで触れてこなかったけど、各フェンダーフレアとボディのプレスラインが合流する場所。三面が突き合わさる部分の整形は本当に苦手。
なんとか、それを回避しようと思っても、なかなか難しい。地道に腕を磨くしかないですね。

今回は、ポリパテとエポパテ、ラッカーパテ(緑色)を併用。
どんなパテでも、いずれヒケるので、出来ればパテを入れてから暫くは乾燥期間を設けたいところ。
また、サフェも同様に後々引ける(波打つ)ので、出来れば細かい傷の確認位で使用を抑えたい。

そのためには、寝かす時間が必要になるんだけど・・、今回はドンドン進めくちゃ!間に合わない(笑)
という大人の事情もあって、全て了解のうえで、サフェを入れて表面処理をする道を選びました。

つづく

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