2012年~手が止まるまで・・

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MPC 1/25 1949 Ford Mercury 製作記 #2

当時記録していたブログ「夢の途中」の履歴を確認したところ、製作開始は、2012年2月11日でした。
このページでは、製作開始から手が止まるまでを、当時の記録を元に一部書き換えて残しておくことにしました。
(当時運営していたブログの雰囲気を残そうと、画像は左側表示としています。)

2012年2月11日 製作開始

ボディチェックをしたところ・・・全体のフォルムとしては、特段問題ないかな。
しかし、かなり型が荒れているようで、表面は全体にうねうね。
一番、アウトなのが、トランク部分。これはイカしません。

早速、ボディ全体に240番くらいの超荒いヤスリにあて板をつけて、全体をポリッシュ。

荒いヤスリで最初だけ削らないと平滑なラインは出ません。というのが持論。

リアウインドウの窓枠も、超ダルなので、ここはトランクを修正する前に削り落として新設する方向。

リアウィンドウの窓枠を削り落としたところ。
この後、表面処理をして、薄いプラ板を貼り付けて整形するか、デバイダーで彫りこんでいくか。
まぁ、もう少し考えます。

トランクの”アウト!!”な部分は、トランク後端部分。
キットではボディとツライチ風になっているけど、実車は、トランクがボディよりも出っ張っている状態。

ということで、お得意の、切っちゃいました(笑)。

トランク全体を切り出して、後ろ側に出っ張らせて再接着。
そして、全体を修正していく方針。

トランク部分の切り出しは、ウカイ氏の筋彫り方法を参考に、デザインナイフの背の部分で少しずつ少しずつラインをなぞり。そのうち、ポロっと切れます。
でも、このキット、肉厚めちゃめちゃ有って、結構大変でした。写真でも判りますかね。

で、今日はここまで。

2012年2月12日 黙々と・・・

この調子で浮気し続けていると、今年も一台も完成しない、いつものパターンに陥りそうなので、このマークスは何とか浮気しないで完成させたい。

この頃は、全く完成しない病を患って久しく・・色々なものに手をだしていたんです(^0^;)

切り取ったトランク部分は下部を少しプラ板で延長して、その部分を出っ張らせるように調整することとした。
当然、トランク部分の長さが足りなくなるので、延長予定。
しかし、その前にボディの下ごしらえが終わらないと。トランクは一番最後になるかな~

ちなみに、伸ばしランナーの串刺しは、不要な開いている穴を埋めているところ。

このキットのサイドモールは、なんとなく1950年式に見えたので、サイドモールは残す予定だったんだけど、なんとモール先端にヒケを発見(涙)

純正仕様に拘ると、、、この部分をお湯丸君かなにかで型とって、整形後に際接着とかになるんでしょうけど、私は、いつもの自由気まま。綺麗にシェイプすることに即効で決定。

まぁ、写真で見ても判るように、モールド自体もかなりだるいので、実際これを活かすのは結構シンドイかも。

最近、自分の一番のこだわりはウィンドウのフィッティング。
ここが決まると、本当に格好いい。しかし、ここが一番時間かかる。

キットのモールドは、どこがどうなっているやら、まったく不明。デロデロに流れたり捲れたり。
潔く、彫りなおしてます。もちろんワイパーだろうなぁってモールドも綺麗さっぱり。
ここから上の方も綺麗に細く整形していきます。

本当なら、ボディ部分だけにしちゃって、窓枠は後から追加工作したほうが、絶対綺麗にできるんだろうけど、途中で挫折する可能性も大きいわけで。今回は、細かいところには目を瞑って、とにかく完成を目指します(笑)

2012年3月5日 下ごしらえ

マーキュリーのほうは一進一退。フロント窓枠の工作は概ね終了。

レインガーターはヨレヨレのモールドだったので、削り落とした。この後ある程度整形が済んだら細切りプラ版で再現。

ところが・・

右側はレインガーターを削り落とすとピラー部分と同じレベルまで削れるんだけど、左側はごらんのように、若干ピラー部分の方が奥まっていた。

詳細はわからないけど、おそらく型が左右で若干ずれている可能性があるのかな。

またドア部分もパテの入り具合から判るように右のドアが少し奥まっている。これって、元々はドアが開くモデルだったんでしょうか?少なくとも30年前に見たキットは今回再販されたものと同じでしたけど・・ね。

こんだけ左右でズレてることは、見なかったことにして(笑)

フロントグリルの整形へ。

う~ん、なんか違う。

ライトからボンネットへつながるラインが、微妙に出っ張っていて雰囲気が違うようである。

この辺は、金工やすりでガリガリ削って、まずはラインを出してやることを優先。
番手の大きい目の細かいヤスリではなかなかライン出ませんからね。

ライト下のポジションライト(ウインカー?)もダレダレモールドだったので削って、その下のエプロンの部分も平滑なラインに。

ヘッドライトのパーツも・・・チョット使う気になれないので、ロボット用バージニア(ていうのかな?)丸パーツのうち、内径が7ミリくらいのものを埋め込んで、一応フレンチングした風にした。
もう少し出っ張らせて整形したほうが良かったかな?

また、ボンネットやドアのラウンディングなんかもしておきたいところだけど、今回は早く色を塗りたいので、そこもパス!
ボディが濡れているように見えるのは、瞬接硬化剤を吹いた跡です。

なんか、もっと手早く色が塗れるかと思っていたのに。型が荒れまくっているので結構大変です(汗)。

2012年4月20日 捨てサフ

すっかりFCに時間を割かれてしまったマーキュリーですが、時間の合間を見てチョコチョコとペーパーを当てていました。

そうそう、この頃は、フジミのRX-7 FC前期(左の写真)に集中して作業していたんでした。

切り取ったトランクは、1ミリほど後方にずらして接着。隙間をプラ板で埋めて整形。
これで、この年代マーキュリー独特の、トランクが出っ張っている状態を再現できたかな。

ラインを出すために、荒めのペーパーで削っていたところを、400番手くらいで一度めくり、まだまだ延々と続く下地つくりループへ。

でも、だんだん飽きてくるので、缶スプレーの500番サフェが残っていたので、ププっと吹いて気分転換(笑)。

500番サフェは、かなりボテっとしてしまい、モールドが埋まりがちなのであまりお勧めではありませんけど、マーキュリーの場合、細かいモールドが殆ど無いのと、ウインドウ周りもすべてにペーパーを入れないとヨレヨレなので、、、ププッと(笑)

まだまだ、先は長い。早く色塗りたいなぁ~

2012年5月17日 フロント周り

5月の頭にチョット腰を痛めた上に9日にギックリ腰を再発してしまい、とっても、椅子に座って模型を楽しむ状況ではありませんでした。
というわけで(汗)、、、久々の更新です。

まぁ、言い訳にしか聞こえないね(笑)

まずはフロントグリル。キットは残念ながら写真左端の部分が湯回り不良で一部モールドが欠けてしまっていました。あわせて、メッキもなんか分厚い印象だったので、いつものようにハイターに漬けたところ、なんと片面だけメッキの上からクリアーが吹かれているっことが判明。Mrカラーの薄め液でjクリヤーを落とし、もう一度ハイターに漬けてメッキを落としたのがこの写真。

う~ん、メッキを落としたらもう少しシャキっとするかと思ったのに、非常にダルなモールド。実車はとてもシャキっとしているんですよね。
どうしようかな~。悩み中。

もうひとつの悩みがグリル下に写っているテールライト。
モールドの真ん中に押し出しピン跡があるし、いったい、コレ、どうすんねん!って感じ。
カスタムテールライトにしようかな~。でも、実車の世界では、意外とノーマルテールが多いしな。

ここも悩み中

ボディの方は、荒削りが大体終わり、リアウィンドウ枠も新規に掘り起こし、ドアラインとかもBMCタガネで深く掘りなおし終わった。


今後の工作順序を考え、フレンチングしたヘッドライトも穴を貫通。

そして、サフェを吹いてみて・・・・・

なんかフロント周りの形状が、実車と違う印象だったので、ネットで検索してよくよく観察したところ・・・

写真の矢印部分。ここがもっと丸くて、フロントグリル側がもう少し奥行きがあるということが判明。
あわせて、ヘッドライトの位置がもう少し内側で、ライト周辺の丸みが足りない感じ。

ボンネットセンター峰がグリルまで延びているのは再現することにして・・・さて・・・どうしたものか。

ここを切ると完成が遠のくのは確実。

でも気になってしょうがない。

しばし考えることに。

2012年5月22日 フロント周り(2)

今年は静岡HSに参加しょうと思っていたのに、体調を崩して休職までしてしまい、とても出かけられる状況ではなく、とっても残念。
併せて、これまで、このMPCのキットはモール形状から1950年型だろうと一人合点していましたが、箱絵に、しっかりと「49 MARCURY」と背景と同系色の色で書かれていました(^0^;)

さて、フロント周りをよくよく確認していたところ、左右のヘッドライトの位置が(いつものように・・汗)違うことに気づいちゃいました(笑)

写真の向かって右側、すなわち左ヘッドライトが、気持ち外よりになっていました。

おかしいなぁ~、どうしようかな~、と悩んだ末・・・

1ミリ弱ほど内側に移動すべく、切り取っちゃいました。

切断面を整形して、1ミリほど内側にずらして接着。
プラ用接着剤で接着すると、やっぱりヒケが生じてしまうので、ここは全て瞬接&硬化剤で処理。

前回の記事で書いた、フロント周りの形状を修正すべく、グリルの内側に1ミリのプラ板を貼り付け、ひたすらゴシゴシと削り。

左側のみ、写真のように修整してみました。

実物を見ながらの修正ではないし、まして純正のボディがどうなっているのか?カスタムされたMarcuryの写真が殆どなので、これが正しいかどうかは判りませんが、、こういう風に丸くなっている固体が多いことは確かなので、これでヨシとします。
一日に左右同時にやると、また変な風に削ってしまいかねないので、ここで一旦息を入れて、後日右側を修正することにします。

しかし、こういう風にグリルを弄ると、キットのグリルは合わなくなってしまうのに気づき。う~ん、また悩みの種がひとつ増えてしまいました(汗)

そして放置民へ・・・

丁度、身体の調子が悪かったこともあり、そのまま放置へ。

ながいながい約12年の時を経て、2024年9月に急遽再開することに決定!
きっかけはFBで流れてきた、とっても綺麗なキャンディオレンジのアメ車写真(オールズだったかな)。

今後どうなることかは判らないけど、適度に休憩とりながら進めていこうと思ってます。
ここんところ、結構「やれば出来るじゃん!」になってるし(笑)

つづく 

  当サイトで使用しているサーバー・WordPressテーマ「SWELL」と、ウィルス対策ソフトです。
  ブログをこれから始めよう~乗り換え予定の方まで、どれもお勧めです

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